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かつて私が在籍していた広告会社のKくん。


次から次へと立ち上がるプロジェクトで

常にリーダーを務める彼はこうボヤく。


正直、シンドイ・・・・・・。



組織内でチャレンジと成功の使命を背負わされる彼にとって

私のように身軽なフリーランスは「うらやましい存在」なのだそうだ。



見解の相違である。


私にとっては彼こそが「うらやましい存在」だからだ。



彼のチャレンジは安定した収入を約束された

「安全基地」の住人としての「保証つき」のチャレンジである。



だからうらやましいと言っているわけではない。

逆説的に「気楽でいいよね」と皮肉っているわけでもない。



その真意はシンプルなもので

リスクが少ない方が果敢なチャレンジがしやすいから、である。



かつて、ギターの神様と言われたジミ・ヘンドリックスは


「人気が出て、レコードが売れて、大金が転がり込んで、

ハングリースピリットが失われてしまうんじゃないですか?

そしたら、もういい音楽がつくれなくなっちゃうんじゃないですか?」


・・・そんな記者の質問に、こう答えたそうだ。


「お前はアホか?ハングリーだったらいい音楽などできるわけないだろ。

お金がある方がいいに決まってんだろ!」


・・・といったそうだ。



精神的なハングリーさはともかく

明日さえわからない深刻な不安は、その決断力を鈍らせ

果敢なチャレンジの踏み出すべき一歩を思いとどまらせるものだ。


伝説的な偉人たちのサクセスストーリーは

時として綱渡りや危険なギャンブルの連続だが、

それらが伝説となるのは「めったにない特別な成功例」だからだ。



伝記やビジネス書に登場しないフツーの成功者たちは

リスクを回避しながら臆病にチャレンジしているのもである。



Kくんは安全基地を拠点にチャレンジをしながら

「いつでもひとりで成功できる自分」をつくっていけばいいのである。