こんにちはオール接骨院の大浦です。
先日、治療中の窓から素晴らしいものを見せてもらいました。
小学校一年生が自宅の鍵を落としたらしく、パニックになり泣きわめいています。
そこへ通りかかった小学4年生の女児2人が、彼にやさしく声を掛けます。
戸惑う彼に彼女たちは状況を聞き取り、一緒に鍵を探すことを提案します。
彼は落ち着いたのか泣き止んで、3人で鍵を探し回ります。
私の治療中30~40分はずっと、彼の言葉を聞きとりながら、一生懸命に探し回ります。
治療の段取りがつき、捜索に参加した私は彼から状況を聞き取ろうとするもののすぐに結論を求めようとする
私の質問と彼の答えがちぐはぐとなります。
そこに4年生の一人が間に入って、彼から聞いた状況を私にわかりやすく説明してくれました。(私よりも大人)
探すこと数分、半ば小学校1年生の言うことですから「ここで落とした」と言われても周辺に鍵が見つからないことから
「ここには無いんじゃないの?ほかで落としたって可能性ないか?」と子供に聞くが、彼はここで落としたと言い張ります。
半ばあきらめながら探す私の行動に反して、4年生の2人は彼の言葉を信じ、一生懸命捜索します。
しかし、日も暮れてきて、周囲も暗くなり、捜索はタイムリミットを迎えます。
その日の夜、彼の言葉を信じ一生懸命探す彼女たちの行動に比して、自分の行動や言動に反省した私は
翌日に、彼の言葉を信用して探していた彼女たちを見習い、もう一度彼が言っていた場所を探すことを決意し
捜索開始。
すると、鍵は確かにその周辺の草場から難なく見つけることに成功しました。
きっと彼女たちの一生懸命さが発見に至ったのだろうと思います。
無事、鍵は一年生に届けられ、ついでに彼女たちの行動を知っていただきたくて、学校にも事のいきさつを報告させていただきました。
子供から学ぶこともたくさんあります。
殺伐とした世の中ですが、案外この世は思いやりであふれているのかもしれません。
オール接骨院の投稿を楽しみにしている皆様、今日は禿げネタやオチはつけておりません。
私の本当の姿が垣間見えてた優しさあふれる投稿になってしまいました。