「永遠の0」の百田尚樹さんの『輝く夜』『幸福な生活』をお借りしました~(^^) 『輝く夜』の帯には《女子の理想のクリスマスNO.1》とあり、一般的な女子(女子?)代表のつもりで、どれどれ~と軽い気持ちで読み始めました。 クリスマスを背景にした短編集なのですが、「魔法の万年筆」「猫」「ケーキ」 「タクシー」「サンタクロース」の5つのストーリーで構成されています。 「中田さん好きそうだったから…」と貸していただいていたのでわくわくしながら読み始めました♪ 感想は、ひとことで言うと… 「一途ってええなぁ…号泣」 ということ。久々(?)にピュアな感情が湧きだし、 私ってやっぱ女子(女子???)やってんなぁと再確認出来ました(笑) 結果的に5話の主人公すべてハッピーな感じの終わり方で締めくくられています。 しかもどれも本当に胸がギュッとなる切ないラブストーリー。 読み始めると一気に読んでしまえるような心地良いテンポのリズム感があり、一話読み終えるごとに心がほっこり温まります。 温まりたいひと集合~!!!です。(おや?友人がちらほら集まってきましたね…) 最後の「サンタクロース」の中で主人公は大切な人をすべて失い、自分さえも消えてしまおうとイブの夜に街を出るのですが、その時牧師に掛けられた言葉によって強く生きていこうと誓います。 何もかもを失い、未来に光を見出せなくなる。ブラックホールへと引き込まれ、生きる価値を見失い…。 私は命を絶とうとしたことまでは勿論ありませんが、生きていると多少なりとも色んなトラブルに巻き込まれたり巻き込んだりして、時にはスムーズに生き難く感じることもあると思うのですが、気付いたことは「やはり人間主体的でいきたいな」ということ。 人は誰しも平等に二つの選択権を持っていて、 一つの状況をプラスと感じるか?マイナスと感じるか?」 この二択しかないということをどこかで読みました。 どんな状況でも、どちらを選択するかで一生は変わる。 幸せな人生を送るか、不幸せな人生を送るか、は環境ではなく自分自身の選択次第であると。 だから私はなにが起きても「幸せ」を選択して生きていこうと思った時があったんですね。(すみません、偉そうに言ってますけど瞬間的にマイナスの感情に負けてしまう場合もあります。) 何が言いたかったかというと、 人生において人は、自分が得られる感情を優先させてしまいがちだけど、「もう何も得られるものが探しても探してもないのです…」という負に陥った場合は、自分から他者に目線を変えてみる。 「自分が他へ与えられるものは何だろうか…」とフォーカスを変えた瞬間、Takeしかなかった凝り固まった頭がGiveの可能性をキャッチし始め、どんどん解されていく。 この考え方を完全に手にした時、私の人生も更にいいものに変わっていくのだろうなぁと思います。 これを知ってからしばらく経ちますが、まだまだ思うように上手くいかないし、ゲリラ的な小波もたまにはありますが、昔のような大津波が定期的に来ることは無くなり、仲の良い友人には話したりしていますが、今わたし本当に凪状態です。それが嬉しくてついつい書いてしまいました。 この「サンタクロース」の主人公は、お腹に亡くなった婚約者の赤ちゃんを身籠っているのですが、死のうとする前に牧師から 「赤ん坊を愛していますか?」 「赤ん坊に人生を与えたいと思いますか?」 と問われ、我に返ります。 フォーカスを自分から他(赤ん坊)へ。 そこから明るい未来を辿り始めるわけですね~。(淀川長治さん風) とまぁ、やっぱり1話のみで感想長くなっちゃいました。 私は映像より文章が好きなので、映画よりも本派です。 (映画館とかもう6年行ってません。←もはや恥ずかしい領域) 視覚としてはっきりと捉えるよりも、 ぼんやりとはっきりしない感じに頭の中での映像を膨らませるのが好きなのです。 だから答えがはっきりしているものより、謎なものに惹かれるし(注:恋愛以外)、世界ふしぎ発見も大好きです。ネイルだってぱっきりくっきりカラーよりぼんやりカラーが好きです。(え?) 人それぞれの文色ってあると思うのですが、その違いもだいすきです♪ (勢いあったり、おとなしかったり、明るかったり、と。) とは言え全然本を読んでないので、話題作とか知らなくてお恥ずかしい思いをよくします。今年はもっとたくさんの文章に触れていきたいと思います~♪ Aさま、移動図書館ありがとうございました~(^^)v
※フォントサイズ何故かバラバラですみません。意図はありません~