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何故か

わたしは日本舞踊を習っていたみたいで、いろいろなところから来てる他の生徒たちと一緒に
日本舞踊のお偉いさんの話を聞くために集まってるらしかった。
気が付くと暖かい掌が自分の掌に重なり、柔らかく強く握られて
ぎょっとしてその掌を視線で辿ると自分の隣に男の人がいた。
黒くて短い髪で、小さくて優しそうな目、ちょっと赤くなってる。
背はそんなに高くなくて、いかにも育ちのよさそうな、和服が似合う人。
着席するために散らばりはじめる面々に混ざり、自分はこの掌をどうすべきか迷い
つい聞いてみた「この手はどうしたらいいのでしょう?」
彼は恐縮し照れながら、でもしっかりとわたしの掌を握り直して言った
「う~ん…出来たらこのまま離さないで頂きたいですね~」
わたしはなんだかすごく恥ずかしくて、きっと顔が真っ赤だったと思う
でも同時に、彼のことをとても愛しく感じた。
そこで目が覚めたら、もう朝だった。
わたしの理想はああゆう人なのか…それとも自分もあれくらい積極的になれということ?
日本舞踊を習うと素敵な出会いがあるってこと?

今日は久し振りに暖かい日差しがさしてる
風は冷たいけど窓辺は熱すぎるくらい
ロンドンにもこんな日はあった
秋、風は超寒くてシャワーを浴びようとしても
バスルームの窓を閉めるまでに寒すぎて怯むくらい
BLOC PARTY.を聴きながらテムズリンクの汚れた車内を思い出す
なぜロンドンを思うといつでもどこでも
当たり前のようにすぐに涙が出るんだろう

やめたい…


彼を諦めたい…

それとも何か出来るのかしら…
彼を振り向かせるために…