最近話題の卵の殺虫剤汚染問題。

スーパーによって対応は違い、卵全て販売中止だったり、オランダ産のみ販売中止、該当品だけ販売中止だったりですが、先週から基本的に卵コーナーはがらーんとしてます。

いつもはいっぱいの棚が空っぽ。売れ筋の安いオランダ産は販売してません。

このスーパーでは、棚にあるのはBIOのドイツ産、近隣農家産、栄養強化卵など、あとはウズラの卵。

他のスーパーも似たような感じで、今ドイツで売ってる卵は、価格お高めのプレミアムラインのもの。

オランダの卵生産農家の鶏舎の清掃に使われた消毒剤に殺虫剤フィプロニルが混入していて、そこで生産された卵が汚染されたというこの騒動。オランダだけでなく、近隣諸国にも広がってます。

ちなみに、フィプロニルは日本では、ゴ◯◯◯駆除のブラックキャップの成分として有名です

。

食べ物に関わる動物へは使用が禁止されてるフィプロニルがどうして混入したのか？

汚染卵の存在を知りながら1カ月も公表しなかったベルギー当局。

などなど、いろんなところにまだ謎があるこの騒動。

そして、卵の生産環境、国を越えて発達した流通網など、元々あった問題の根も深そうな気がします。

食の安全について考えさせられます。

卵騒動