Metascore:85 User Score:8.4

 

マイスコア:98

 

テーマ:男の矜持のぶつかり合い

 

メインストーリー

 

第一章 命の書状 90点

 

前作のネタバレを喰らってしまった。『龍が如く 極』からやるべきだった。

 

遥は由美の娘らしい。由美は死んだので、遥は桐生一馬に引き取られた。

 

つまり、二人暮らしである。遥には強く生きてほしい。応援している。

 

寺田も桐生を守ったことにより死亡している。前作も死亡だらけだったらしい。

 

今作は関西VS関東である。近江連合VS東城会である。桐生は関西と因縁があるらしく、責任をとるため単身で乗り込もうとするが、大吾も付き添うらしい。

 

前作をプレイしていないと話の繋がりが分からないところが多々ある。男のプライドがかなり色濃く出ている作品である。

 

神室町のネオンは眩しすぎて目が痛い。奥まったところにリンガーハットがあり、入ることができた。こういった描写はとても好きである。THE下町という感じがある。

 

桐生は仲間の罪を被って服役していたらしい。十年間もである。私ならできない。このあたりは春日一番と似ている。

 

桐生の両親を殺したのは風間なのに、風間を桐生は慕っている。状況が変われば関係性も変わるのだと認識する。

 

由美と桐生で結婚すればよかったのにという思いがある。

 

第二章 関西の龍 90点

 

郷田龍司が登場する。龍の名を語るのーは日本で1人でいいという理由から桐生一馬を殺そうとする。

 

意地と意地のぶつかり合いがみれる。しかし、お互いの組を大きくしたところで、何のメリットがあるのか分からない。

 

しかし、腕っぷしが強い人間って果たして現実世界に必要なのか?格闘家などの例外を除いたら、否である。

 

ストーリーとしてはあまり進んでいない。

 

第三章 ヤクザ狩りの女 70点

 

桐生は四代目らしい。近江の内部分裂が起きている。郷田龍司がクーデターを起こした。

 

会長はかなり物腰の柔らかい人であり、その部分を龍司につけ込まれた感じは否めない。大吾は例の如く龍司に敗れる。

 

ストーリーはそこまで進んでおらず、戦闘メインであった。だが、それなりに面白い。

 

武器として木刀を使用し、龍司を倒した。余裕である。今までステゴロで戦闘をしていたので、武器を所有すると楽勝である。

 

第四章 近江四天王 70点

 

倉橋の指に赤のボタンがある。倉橋は郷田龍司と繋がっていることを予想する。

 

桐生も孤児だったことから、独り身の狭山にかなり同情している節がある。その影響でお互い惹かれあったのだと思う。

 

民代は狭山の育ての親らしい。雀歌や江崎といったサブキャラが個人的に好みである。

 

第五章 隠された過去 80点

 

ゲイリー・バスター・ホームズが個人的に好きである。筋肉美が美しいし、訳がわからない日本語を使う黒人である。素晴らしい。

 

桐生は真島に協力要請を出す。真島は「平和」「和睦」「共存」「理想」を語る寺田を嫌う。確かに寺田は真島と合わなそうである。

 

真島は己の欲望に忠実な自由人だからである。寺田とは真反対である。

 

寺田は周りにイエスマンばかりおいたり、真島や柏木をのけもの扱いしていたらしい。こういう人間はいずれ落ちる。

 

桐生は真島から「周りの人を信じるのもほどほどにしておけ」と忠告される。

 

狭山は自分の過去を知るのが怖いという。私としては過去を忘れたり、過去を知らない経験がないので、狭山の感覚は全くわからない。

 

環境が変われば私も狭山みたいな思考になるのかもしれない。

 

●第六章 絵図 90点

 

一輝が海外組織と繋がっている気がする。一輝の顔と瓜二つの人間が現れる。

 

今のところは全く物語の展開を予想することは困難を極める。

 

伊達が再登場したのが嬉しい。

 

そして、瓦の勘は当たっていたようだ。

 

第七章 海外組織の影 80点

 

真拳派という組織が誘拐をしているらしい。

 

「毎日同じ場所に同じものが待ってる。」
「それがこの街じゃ心の救いになるんだ。」

 

桐生の良いセリフである。私含め我々はいつもどおりの代わり映えのない日常に退屈する傾向にあると思う。

 

しかし、いつも通りかわらないというのは、日々危険と隣り合わせの桐生からすると救いなのである。

 

もっと普通の日常に感謝しようと感じた。

 

伊達が犯人扱いされているらしい。完全に誤解である。この誤解は展開としてありきたりである。

 

第八章 容疑者 80点

 

伊達を神室町から離す必要がある。近江連合の林が登場する。龍司の下についている。

 

狭山はプログラミングが得意らしい。

 

第九章 近江大侵攻 90点

 

桃源郷に行って大吾を助けることになる。郷龍会が大吾を拘束していたらしい。

 

サイの花屋の内部に敵がいる。セキュリティが甘々だ。

 

堂島弥生が宗兵への愛を語る。「死んでもなお愛している。女の強さとは男を愛し続けること」という意味合いのセリフをはく。

 

かっこいいっす、姉さん。

 

第十章 生き残り 98点

 

サイの花屋もちゃんと親父をしている。奇妙な親子関係だが良い。本当は心配をしているのである。

 

狭山とのデートに繰り出す桐生。その際、チンピラに絡まれた時の桐生のセリフ。

 

「その女のボディーガードだ」

 

格好良すぎる。完全に狭山は桐生に惚れている。私も惚れた。

 

桐生は屋上での会話でもいいことを言っている。

 

明菜は五代目風彫を継ぐことを決めた。「もう逃げない」と発言する。

 

「もう逃げない」というセリフは過去作からもよく出てくるセリフである。

 

これが龍が如くのテーマなのか?

 

第十一章 鉄の掟 90点

 

村井が死亡する。「幸せに生きろ」とメッセージを伝えた。

 

真拳派には鉄の掟があるそうだ。倉橋は例の指輪をしていたので、十中八九ジングォン派なのだろう。

 

なにやら真拳派には粉を飲んで死んだ連中もいる。とても過激な連中である。

 

●第十二章 大阪の城 80点

 

「人は簡単に割り切って生きていけない」と狭山は言う。

 

ジングォン派のボス殺しに桐生も関わっていたとは思わなかった。

 

狭山と桐生。なんの巡り合わせなのか分からないが、不思議な縁があるものだ。

 

千石が死亡する。子供を人質にとる千石を郷田龍司は気に食わなかったらしい。龍司は意外と信念がある人間らしい。

 

遥を取り戻せることができたので嬉しい。

 

●第十三章 過去の清算 80点

 

狭山は瓦の娘だったことが判明する。しかし、最初にジングォン派が仕掛けたのだから、復讐にはならないのではないかと感じた。

 

倉橋も完全に逆恨みである。物事を客観的な立場で考えることのできない可哀想な人である。

 

●第十四章 郷龍会東上 90点

 

瓦のプロ意識が凄い。20年間も復讐に費やしたとは驚きである。

 

龍司の美学がいい。本物の龍になるには万全の桐生を倒さないといけないと感じているらしい。

 

郷田龍司はかっこいい人間である。

 

●第十五章 唯一の肉親 90点

 

狭山が桐生から離れることを決意する。郷田龍司と狭山が兄妹だからといって離れる必要は全くないと思う。

 

狭山と桐生がくっつくことを願う。

 

●第十六章 決意 100点

 

郷田龍司の極道としての矜持がみれた。かなり良かった。

 

桐生は『龍が如く 3』にて死んでいないので、生きていることは確定である。

 

郷田龍司は助かったかはわからない。

 

タイムリミットがある中、本物の龍を決めるために戦うのはお互い根性がすわっているといえる。男としてかっこよすぎる。

 

高島は賢いが、男としてかっこよくなかった。郷田龍司は阿呆だが、男としてはかっこいい。

 

寺田の爆弾は偽物だった。

 

最後に寺田は「信じてくれ」といった。風間への気持ちはあったことが証明された。

 

言葉と行動によって、寺田の気持ちが示された粋なラストだ。

 

 

 

真島編

 

第一章 東城会改革 70点

 

東城会を改革するという名目で自分にとって都合のいい人を若頭にするつもりが、その若頭候補の植松が殺されていた。

 

真っ先に真島が疑われるだろう。飯渕が個人的に怪しいと思う。

 

●第二章 帰還 90点

 

名シーンが来た。マキムラマコトが見られる。

 

受付の図太さが非常に良い。

 

●第三章 嶋野の狂犬 100点

 

飯渕のいいたいことはわかる。より効率的に極道社会を築くことは理解できる。

 

コンサルタント上がりなので、普通の極道の人間と価値観が違うのは当然である。

 

マキムラマコトのシーンはかなり良かった。心残りはないらしい。

 

お礼の言葉を言えたからである。マキムラマコトには第二の人生を幸せに生きてほしい。

 

 

 

サブストーリー

 

フォーシャインのユキが個人的に好きである。成り上がりを見事に果たしている。

 

かなは1人で頑張っているのにも関わらず、周りから嫌味をいわれている。大変である。かなは前職の時、周りとの差があり、かなり浮いていたらしい。

 

自然になれたしょう子。良い。「迷走も財産だ」という桐生。桐生がかっこよすぎる。女性を攻略する際は、基本褒め殺しである。そう感じた。

 

サブストーリーは良いストーリーと悪いストーリーの差が凄まじい。

 

深津と菅野のサブストーリーは良かったが、フィギュアの鳥山はひどかった。手を抜きすぎである。 

 

個人的にキワモノのポイズン光雄が好きである。ガタイがかなり良い。

 

金松茂のストーリーも良かった。金松のストーリーは『龍が如く 3』の峯につながるところがある。

 

金松との会話の選択肢に「100円」or「1000円」or「1万円を渡す」の選択肢を出してくれるのはなかなか粋である。プレイヤー側がどういう人間なのかを測られている気分である。

 

サブストーリーにも人情の要素を入れてくるので、個人的には好みである。

 

彼女に振られた里中がかなり語彙力がある。見た目に騙されてはいけない。

 

南沢と北川のサブストーリーも良かった。ボケツッコミを入れ替えることで、お互い目が覚めるのである。

 

伊達が悪質な詐欺を働く人に簡単に騙される姿を見てギャップを感じた。

 

「ウツルンデス」はかなりホラーテイストだったが、個人的には結構好きだった。意味不明なラストも一層気味の悪さを引き立たせている。

 

秋元も好きである。桐生も自殺を止めるためとはいえ、嘘をついて事なきを得たという感じが否めない。美月はかなりの悪である。

 

亜門丈もクリアしました。メキシコに行ったり、ドーバー海峡を3回渡ったり、ヒマラヤ山脈に行ったりとかなりストイックな男である。

 

攻撃力がすさまじかったです。