フランスのトリュフの話 La Truffe | Allo!Marcel! Actualites de France

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今日は、Truffe(トリュフ)の話し。

Truffe(トリュフ)は、言わずと知れた、世界で一番高いきのこですね。

Truffeには、いろんな種類がありますが、4つのランクを紹介しましょう。

la tuber melanosporum
la tuber uncinatum ou truffe de Bourgogne
la tuber brumale
la tuber indicum ou truffe de Chine

上から順においしく高い順番です。

1番上、la tuber melanosporumは大変おいしく香りもよく、1番高いTruffeです。

2番目、la tuber uncinatum ou truffe de Bourgogneは1番目よりランクは下がりますが、香りよくおいしいです。

3番目からは味がないです。4番目はまったく味がありません。

1880年、Truffeは1年間に1320t売っていましたが、2000年には20~40tに減ってしまいました。

1950年から60年にかけてが1番少なかったです。

今は毎年Truffeのための木を30万本植えて少しずつ増えてきています。

なぜこんなに減ってしまったのでしょう。

戦争の後、人々は仕事を求め田舎から都会に出て行きました。

Truffeの木の周りは手できれいに保ちTruffeが育つ環境を守る必要があります。

田舎から人がいなくなり、そのメンテナンスをする人が減り、木の周りをトラクターなどの機械を使っていたため、Truffeの育つ環境を壊し、Truffeが育たなくなりました。

Truffeを採るだけとって、だれもその場を大切にしなかったのです。

1973年、国はTruffeの種を売り、田舎のきのこ農家に託しましたが、Truffeが大変高価に売れるため、はじめの年に全てを売ってしまったのです。

Truffeははじめの年はそのままにし、土に返すことで来年からその場にTruffeが生えます。

目先の欲にとらわれて売ってしまったため、このときの試みもうまくいきませんでした。

フランスで採れるトリュフの80%は、プロヴァンスの3つの県、
Vaucluse, la Drôme et les Alpes de Haute Provence からです。

おいしいTruffeがあることで有名な市場はこの3つの市場です。
Saint-Alvère (Périgord noir), Lalbenque (le Lot) et Richerenches (l'enclave des papes vauclusienne)

もっともおいしいTruffeは、les Alpes de Haute Provenceにある "Lac de Sainte-Croix"からです。

だいたい4人分のトリュフが1個20€くらいで買えるよ。


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フランスでもフランス語教室でも教えてくれなかった、フランス人の男のこと。
フランス男なんて簡単だな!!!
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