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むかしいちご栽培日記

岩手県の山中で露地いちごを作り始めた記録です。約60年引き継がれてきたいちご苗を暑さと雑草と獣その他諸々から守ります。
露地いちご栽培実況風ブログ。農薬はなるべく使わないソロ縛りプレイ。祖父の遺言で無理はしない。

今年のいちご収穫も終わりを迎えそうです。

 

栽培始めて4年が経ちますが、毎年この時期は少し寂しいですね。実際に、果実が採れなくなったから、はいさよならなんてこともなく、何ならいちごの株は今ランナーを増やしてガンガン繁殖域を増やしていこうと血気盛んで次の世話に移っていくだけなんですが。寂しいとか言ってる場合じゃありません。次に向かっていかないといけません。

 

来年のいちごはどれだけ畑を増やすか。難しいところです。現在実をつける量と収穫量と販売量がほぼほぼイコールとなってるんですね恐ろしいことに。畑を増やしても収穫しきれない可能性があります。この1年は前準備が大事になるでしょう。売り方は大分見えてきました。しかし、同時に限界も見えてきます。ある程度は仕方ないんですが。無理のなく、かつギリギリの300本をノルマとしましょうか。

 

ただし朗報もあって、単位時間当たりの収穫量も増えてきています。要は収穫者の習熟度アップです。ソロプレイでやっている副産物と言っていいでしょう。自分でいう事かって気もしますが、収穫時の目利きが育っています。3時間あれば15パック出荷できます。畑が大きくなればなるほど無事ないちごの数が増える為、駄目ないちごを処分しても数が確保できるようになってきている。そうなると1パックごとの品質も上がります。加えて昔の畑をしっかり草刈すれば、それだけでも収量上がりそうです。要は雑草をいかに生やさないかなんです。新しい畑にマルチと防草シートをはって草が出てこないようしっかり育てれば、来年は更に効率的な収穫ができそうです。あと猪被害が怖いです。

 

色々書きたいことはありますが、得られた情報が一番の収穫です。これで来年は更に多くの人にうちのいちごを渡すことができます。目標設定をしっかりと行い、達成できるよう段どっていきたいと思います。買っていただいた方、興味を持っていただいた方に感謝を込めて、次のシーズンも頑張ります。とは言っても、あと少しだけ今シーズンの収穫は続きます。本当に少しだけですが。