『The Sunday Telegraph』　

エヴァートンはチェルシーから今季ローン移籍契約で加入中である
ベルギー代表FWロメル・ルカク(20)が完全移籍で獲得するには
2000万£が必要であるとブルーズより伝えられた後、
今季QPRからニューキャッスルにローン移籍している
フランス代表FWロイク・レミー(27)の獲得に向けて
移籍金1050万£で動くことを検討している模様です。

今季降格したQPRからマグパイズに加入した後、
レミーはこれまでプレミアリーグで23試合13ゴールと
リーグでも屈指のストライカーとの自身の評価を高めた後、
次なる挑戦としてチャンピオンズリーグの出場を掲げ、
来季の移籍先を考慮していると解されています。

既にマグパイズもQPRとの間に付与されている買い取りオプションを行使することも含めて
完全移籍での獲得に向けて取り組んでいるとみられており、
QPRの巨額な赤字財政を受けて売却が有力視されています。

レミーにはアーセナルやトッテナムが注目しているとみられており、
特にガナーズは選手がかつてのエースでレジェンドである
FWティエリ・アンリ(36)に憧れていることで
エミレーツ・スタジアムに向かうことを熱心であるとされています。
一方でスパーズが来季に向けた新FW獲りの一環として
選手にCL出場権を提供できないだろうものの、
出場機会の保証と共に取引に向かうのに近いとも解されています。

マグパイズ、ガナーズ、そしてスパーズといったクラブが狙う中、
トフィーズは今季26試合12ゴールとエースとして活躍した
ルカクがブルーズに帰還して、補強資金の捻出の一環として
他クラブに売却されるだろうとみられていることで放出の可能性があります。
『Sunday People』によれば、イングランド代表MFロス・バークリー(20)を
譲渡した場合にルカクの売却に応じる、とも言われていますが、
ルカクの評価額とされている2000万£をトフィーズが支払う場合、
最低でもチャンピオンズリーグの出場権の確保が必要とされ、
余っていた補強資金や大会の出場賞金からも捻出可能とされています。
ただし、ヨーロッパリーグの出場権や欧州カップ戦から離れた場合には
他のターゲットを探す必要性があるようです。

トフィーズはルカクに加えて
コートジボワール代表FWラシナ・トラオレ(23)も
今季終了後までのローン移籍契約でASモナコから加入したこともあり、
CFの不在という現状を解決する必要性があります。
そのために今夏の移籍市場での最優先課題の1つとして
新ストライカーの獲得がピックアップされています。

　
『The Sunday Telegraph』　

【エヴァートン】フランス代表FWをターゲットに？