ジロ・デ・４０００ その２ 休む男、繰り返す漢

【　ジロ・デ・４０００　その１　レベルじゃない、「格」だわ　】


そんなこんなで、あざみラインまで着てしまった。
ここからが本番だと言える。


あざみラインまでは７４kmくらいなのかな。
ここから１１km上った８５km地点が頂上。

平均斜度は１０％だ。

凄く綺麗な富士山。




でも、よく考えたら、あそこまで行くんだよな・・・・


そう考えると、ちょっと気持ちが萎えそうになるけど、旧馬返しの２２％坂に行きたかったで上る。


気合いの入っている男。
「富士山が綺麗に見えるからやる気が出る！」　っと、オッチー。


最初の舗装が綺麗な区間で見る見るうちに消えて行ったよ・・・・





自分、最初だけはハイテンション。




マイカー規制と言う事もあり、交通量はかなり少ない。
普段から走りやすいけど、普段以上に走りやすいのでオススメだお★



しーさんは三味線を弾いているのか、前に来ない。
ここはさっさと差をつけておくかと自分は自分のペースで上る事にする。

自衛隊さんが射撃練習をしていた。
ご苦労様です！
暑いですが、がんばってください！



最初の坂で脚を温存し、７km過ぎからペースを上げる作戦だったけど、最初からきつい！
頭がぼーっとするけど、氷入りの保冷ボトルがいい仕事をしてくれるので意識がはっきりした。

冷たい水で顔を洗うとけっこうスッキリするのでオススメだお★




さて、「毒キノコに注意」でおなじみ、斜度が１５％とか２０％とか越える旧馬返し。



ここら辺から山道と言うか、なんだか・・・・ね・・・・・



自分はというと、どうしてもしーさんの苦しそうな表情を見ておきたかったので、わざわざ待つ。


少し待つと、遠くに赤いジャージが・・・





きた！きた！

やっぱり苦しそうな顔してる！




「ここからが本番ですよ～（笑顔の自分）」



しーさんの後ろを元気よく上る自分。

辛かった馬返しもすいすい上れる！


だって、コンパクトの２８だもんね・・・・
通称「乙女ギア」です。

それでも蛇行しないと少し厳しい。
パワーがない。




ペースが上がらないしーさん、もう苦しそうな表情は堪能したので、パスしてから先を急ぐ。
キノ達先頭グループは早々に下ってきていた。


その中で、ハシケンさんは何を思ったのかターンし、また上りだしていた・・・・


この人・・・・・ホントに坂バカ・・・・




前にオッチーを発見。
最初の区間でかなり先に行っていたんだけど、２５のギアでは辛かったのか、休み休み上っていたみたい。

オッチーに勝っておきたかったけど、自力が違い過ぎでパス出来ず、後ろについても千切られ・・・・



ハシケンさんはまたターンして上ってるし、もうなんなんだこの人たちは。



ゴールまで後少し、ターンしてきたハシケンさんを千切ってやろうと（自分なりに）スプリントを仕掛けるが、２０秒も保たずに千切られる。

【格】が違う・・・・



そして、感動のゴール。


流石のオッチーも疲れ果てている。



おばあちゃんから椎茸茶ではなく、冷たい水をいただく。
富士山での水は貴重だ。
ありがとうございます。いつも買い物出来なくて申し訳ない。


いつもの場所で記念撮影。





あざみラインの下り、タイヤがグリップしなくて、危うくコースアウトしそうになった・・・・
怖かった（ｉДｉ）





んで、すばしり道の駅へ到着。
やっと昼食だ！




次回、ジロ・デ・４０００　その３。


それは本当に知らないのか、わざとなのか・・・・


籠坂ルートに行く気満々だったのに、また明神。
しかもキノのチラ見とハンガーノックつき。


続く。