腕ガジャマダ

 

というのはずっと思っていた。

結構以前から、演劇のワークショップを受け始めた初期のころから。

 

いるよねー。

なんだかセリフのたんびに手がわさわさと動く人、

それわたしー。

ね!そうでしょ!と言うために、ビックリマークのたびごとに

手が相手の方向にバサバサ動いているの、

それわたしー。

 

不自然。

 

のみならず、

「姿勢を良くしてただただ歩きましょう」のワークというのがこの世界にはあって

その時にはいつも、

不思議に体が揺れて

まっすぐ歩けていない感じがするの。

なんで?

それはね手が、腕が、揺れるから。

 

歩くときには手を振るでしょ。

揺れるにきまってるでしょ。

みんなそうよね、ね、ね。

でもなんかそのせいで、まっすぐ歩けてない気がするの。

みんな違うの?

謎。

謎のまま歩くワーク終了。

先生が「どうだった?」

って聞くから

自分、「腕が邪魔です」って答える。

えへへーって笑う。

みんな笑ってくれる。

あの人自分の腕が邪魔なんだってー。おかしー。

ちょっとだけ和やかになる。

 

という日々だったのだが。

 

今日ですね、

ストレッチの先輩が、

肩に力が入ってるんじゃない?

それがいつもの状態になってるんじゃない?

みたいなことを言って、

えーとね、そういう時はこういうストレッチかな

とか言いながら教えてくれて

いつもは自分がしないやり方できゅーって

腕伸ばししたら、

直った。

 

うん。

直った。

「腕が変なところにある感」が、ない。

 

きっとすーごい変な癖が体についていたんだ。

 

ということらしい。

ほえーとする自分。

じっと腕を見る。

ある。

あるけど邪魔じゃない。

 

結論としては

力を抜くって大事。

あと、自分じゃない人にちゃんと力が抜けてるかどうか体を見てもらうのもすごい大事。

そしてルーチンのストレッチに新しい、大事な動きが一つ加わったのです。