子どもの時に、


『ダメな子』とか
『そんなことしたら笑われる』とか
『もう、恥ずかしいわ』とか
『変な子』とか
言われて


そのうち
あー
やっちゃった
って

思うようになって、


そうすると、
嫌われるから
嫌な顔されるから
楽しかった雰囲気が一気に崩れるから


だから、
そんな部分が出ないようにって
力入れて
気にしてたんだけれども、


そもそも、
どういうところが
ダメなのか
笑われるのか
恥ずかしいのか
変なのか

知らなかった。


いつしかわたしのすべてが

ダメで
笑われて
恥ずかしくて

そんな存在なんだと勘違いして



こんなわたしがここにいて
ごめんなさいねって
思うから


少しでも
役に立ちたくて、

みんなの顔が曇ったら
ヤバイわたしのせいで!!って
気にして

笑わせたかった。



ごめんなさいの
気持ちがいつもどこかにあった。




みんなの笑った顔が、
好きなだけだったのに。



笑わせなきゃ
みんなを明るくさせなきゃ
わたしが!!

なんて、
そんなこと勝手に引き受けて、
誰にも頼まれてないのに、発動。


いい気分でいてくれたら

わたしが落ち着く。


いい気分でいてよ!!

なんて、イライラ




そんな風に
空回ってたんだね。


何にも
わかってないのに。


ダメで
笑われて
恥ずかしくて
へんてこ

そんなこと信じて。


それがわたし
みたいなね照れ


もう隠さなくていいし


ひょっとしたら
そんなところが
誰かの心をほぐすかもしれない。


そして
もちろん
そればかりではない。


否定形から始まった
自分の姿は


本当は
もっと、きっと

多くのもので
出来上がってる。


あの時は
絶対にそういう風にしか見えなかった
過去の記憶も


今は少し違う風に
見え始めて


そしたら
頑丈に固まって動かなかった現実が


少し
優しく柔らかくうごく。


意識しなければ
気づけないくらいの
そんな変化。


それは
きっと


今までも


ずっと、そう。


意識して、気づかなければ
見えない世界