冬になるとカッチーニの
アヴェ・マリアが聴きたくなる。
この曲はスラヴァが一番良い。


映画『マチネの終わりに』で
ところどころ流れる
シチリアーナはCDを
引っ張り出して聴いている。







私がクラシックに興味を持ったのは
いつからだろうか。
CMで流れたり小学校の音楽の授業で
聴いたり、、、


小学2年生だっただろうか。
母に連れられて観に行った
人形劇映画『くるみ割り人形』は
今でも覚えているし
確か数年前にDVD化されたので購入した。


小学5年生か6年生の夏休みに
お小遣いを持って
初めて買ったクラシックのLPレコードは
カラヤン指揮ベルリンフィル演奏の
白鳥の湖だった。




通っていた中学では
3年生になるとギターを習う。
音楽準備室には1人1本分のギターがあった。
有名音大出のどこかの交響楽団所属という
臨時講師はどこか風変わりだったけど
話が面白く皆を笑わせていた。


夫との縁はクラシックだった。
デートでクラシックコンサートに
連れて行ってくれる男性が
私の理想の男性で(笑)
それが夫だった。


結婚前には何度かサントリーホールに
足を運んだ。


妊娠中の事は先日の記事で書いたけど
息子が生まれてからも
時々家族でクラシックを聴きに行った。


中村紘子サンが亡くなる少し前の芸術劇場での
ラフマニノフのピアノ協奏曲は貴重な忘れられない演奏となった。


頭の中が混沌としてきた時の
特効薬はクラシックを聴くこと。

聴いているうちに頭や心の中に
静寂が訪れ
心が穏やかになっていく。