過去に付き合っていた人に、
六年以上経った今でも想ってもらえているのは有難いこと。
二年以上経った今でも想ってもらえているのは有難いこと。

それはお互いそうで、
その感情は尊敬とも言えるし、
愛護とも言える。

尊敬する著名人に会う感覚や、
貰われていったペットに再会するような…

だけど愛情に変わりはない。
ただそれ以上の愛情を知ってしまっただけで、
嫌いになったなどという事ではない。

会いたいと、
愛おしいと想うのは、
錯覚なんだろうか?
今に疲れているだけなんだろうか?

愛情に欲張りな私は、
過去を欲している。

現在は手放したくないという我儘と、
過去に戻りたくはないという強情さ。

だけれどどちらも恋しい、
これは一時的な…発作にも似た感情。
治まるのを待つのみ。