コレクションナンバー:1508
作品名:『マグニフィセント・セブン』
評価:☆☆☆☆

<キャスト>
デンゼル・ワシントン:サム
クリス・プラット:ジョシュ
イーサン・ホーク:グッドナイト
ビンセント・ドノフリオ:ジャック
イ・ビョンホン:ビリー
<スタッフ>
監督:アントワン・フークア
製作:ロジャー・バーンバウム、トッド・ブラック
製作総指揮:ウォルター・ミリッシュ、アントワン・フークア
<解説>
黒澤明監督の傑作時代劇「七人の侍」(1954)と、同作を西部開拓時代のメキシコに置き換えてハリウッドリメイクしたウエスタン「荒野の七人」(60)という2つの名作を原案に描いた西部劇。「トレーニング デイ」「イコライザー」の監督アントワン・フークアと主演デンゼル・ワシントンが今作でもタッグを組み、「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」「ジュラシック・ワールド」のクリス・プラット、「6才のボクが、大人になるまで。」のイーサン・ホーク、ハリウッドで活躍する人気韓国俳優イ・ビョンホンらが共演した。暴虐の限りを尽くす男、バーソロミュー・ボーグに支配されたローズ・クリークの町の人々は、賞金稼ぎのサムを中心に、ギャンブラー、流れ者、ガンの達人など7人のアウトローを雇う。最初は金のため町を守ることになったサムらだったが、いつしかその目的が金だけではなくなっていることに気付く。
<製作情報>
原 題:The Magnificent Seven
製作年:2016年
製作国:アメリカ
配 給:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
上映時間:133分
【総評】
名作2本の後作品、たぶんそんなには面白くない、と思っていましたが、リスペクト作品であることを前提に、音楽はしっかり『荒野の七人』、ストーリー性は『七人の侍』を受け継いでいます。
スカッとします。ものすごい銃撃戦ですが、西武劇としてみると、現在版西部劇、かなと。
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コレクションナンバー:#1511
作品名:『聲の形』
原題:-
評価:☆☆☆☆
第40回 日本アカデミー賞(2017年)

<キャスト>
入野自由:石田将也
早見沙織:西宮硝子
悠木碧:西宮結弦
小野賢章:永束友宏
金子有希:植野直花
<スタッフ>
監督:山田尚子
原作:大今良時
脚本:吉田玲子
キャラクターデザイン:西屋太志
美術監督:篠原睦雄
<作品データ>
製作年 2016年
製作国 日本
配給 松竹
上映時間 129分
<解説>
「週刊少年マガジン」に連載され、「このマンガがすごい!」や「マンガ大賞」などで高い評価を受けた大今良時の漫画「聲の形」を、「けいおん!」「たまこラブストーリー」などで知られる京都アニメーションと山田尚子監督によりアニメーション映画化。脚本を「たまこラブストーリー」や「ガールズ&パンツァー」を手がけた吉田玲子が担当した。退屈することを何よりも嫌うガキ大将の少年・石田将也は、転校生の少女・西宮硝子へ好奇心を抱き、硝子の存在のおかげで退屈な日々から解放される。しかし、硝子との間に起こったある出来事をきっかけに、将也は周囲から孤立してしまう。それから5年。心を閉ざして生き、高校生になった将也は、いまは別の学校へ通う硝子のもとを訪れる。
【総評】
とてもとても自分の少年時代を思い起こしてしまう作品。この映画では耳が不自由な女の子。僕の場合は知恵遅れの少年。
この当時の誰でも、この映画の少年、少女のような対応を、自分たちとは少し違う人間に対してしてしまう。その判断基準は、自分にしかないのに、気が付けない。
いじめ、疎外、追い込む。
僕の場合の知恵遅れの友達は、僕の転校を機に、転校先に越境で転校してきた。僕が唯一の友達、だったのかもしれないけど。
僕も転校先では当初ガキ大将、この映画でいえば主人公の石田よりもガキ大将にいじめられそうになった。でも、僕は決闘を申し込み、負けた。
決闘を申し込んで、負けたことで、クラスで僕は認められた。
でも、この映画の主人公は耳が聞こえない。自分を表現することが、難しい。
小学生に、その子を守れ、とは理解が足りない。
でも罪悪感は生まれます。
罪悪感をどうやって正義感ではなく、「人」としての転換できるか、はもっと勇気がいる。質が悪いのは、罪悪感を持てない、そのまま自分は自分が正義、他人には守っていますという偽善者が、僕の周りにたくさんいて、彼らは僕を「友人」と呼ぶこと。断ち切る勇気が僕にはなかった。
主人公の石田は、断ち切るために、自分を封じた。
その気持ちを開放するとき、その開放の瞬間は、とてもうらやましい。
そんな映画ですね。
重い。けれど、子育て最中の僕には、自分の過去を重ねて、子供にどう「友達」と接するか、守られるか、守れるか、改めて考えさせられた作品です。
■コレクションナンバー:1501
■作品名:「バースデーカード」
評価:☆☆☆☆

<キャスト>
キャスト
橋本愛:鈴木紀子
宮崎あおい:鈴木芳恵
ユースケ・サンタマリア:鈴木宗一郎
須賀健太:鈴木正男
中村蒼:立石純
谷原章介:谷原章介(本人)
<スタッフ>
監督:吉田康弘
脚本:吉田康弘
製作:遠藤茂行
<解説>
橋本愛と宮崎あおいが母娘役で初共演し、亡き母から毎年届く誕生日カードに励まされながら人生を歩んでいく少女の成長を描いた人間ドラマ。両親や弟と暮らす内気な少女・紀子は、優しくて明るい母・芳恵のことが大好きだった。しかし紀子が10歳のある日、芳恵は病気でこの世を去ってしまう。自分の死期を悟った芳恵は、子どもたちが20歳になるまで毎年バースデーカードを贈る約束をしていた。その約束どおり、紀子たちのもとには毎年、母からの手紙が届くように。そして20歳を迎えた最後の手紙には、紀子が10年前に母に投げかけた質問への答えが記されていた。監督・脚本は「キトキト!」「旅立ちの島唄 十五の春」の吉田康弘。
製作年 :2016年
製作国 :日本
配給 :東映
上映時間:123分

【総評】
橋本愛さん主演の映画です。僕は、この橋本愛さんの映画が割と好きですね。彼女主演の『リトル・フォレスト』がとてもよい。自然体の演技、料理、ストーリー。
いやいや、この映画について語ると、お涙ちょうだい、の映画になりそうですが、とてもとても強いメッセージがあります。
母親である宮崎あおいさんのお母さんからの、結婚式での最後のメッセージで、一貫して「あなたが主人公よ」という言葉は僕の心の言葉。「あなたはたくさんの人に愛されている。だから感謝の気持ちを忘れないで」「めいっぱい、幸せになってください。ママは、あなたのママで幸せです」がとても心に響きます。そして、最後の最後のママからの贈り物。それは、観て、感動してください。
■作品名:「ボクの妻と結婚してください。」
■評価:☆☆☆☆

<キャスト>
織田裕二:三村修治
吉田羊:三村彩子
原田泰造:伊東正蔵
高島礼子:知多かおり
込江海翔:三村陽一郎
<スタッフ>
監督:三宅喜重
原作:樋口卓治
脚本:金子ありさ
製作:横澤良雄、市川南
<解説>
織田裕二の4年ぶりとなる映画主演作で、2014年に舞台化、15年にドラマ化もされた放送作家の樋口卓治による同名小説を映画化。数多くのレギュラーを抱え、忙しい毎日を送るバラエティ番組の放送作家・三村修治は、体に異変を感じて検査を受けるが、その結果は余命わずか6カ月の末期のすい臓がんという信じがたいものだった。放送作家として、世の中のさまざまなこと「楽しい」に変えて来た修治は、自分がいなくなったあとも、妻が前を向いて生きていけるようにと、ある企画を思いつく。それは、自分が死んだ後の妻の新たな結婚相手を探すことだった。織田が修治役を、吉田羊が妻・彩子役を演じる。監督は、数多くのドラマを手がけ、「阪急電車 片道15分の奇跡」で映画初メガホンを取った三宅喜重。
製作年 :2016年
製作国 :日本
配給 :東宝
上映時間:114分
【総評】
普通じゃ考えないような、ストーリーだし、僕がこの主人公だったら、ここまで考えるだろうか、と。妻を思う気持ちは同じだと。人生の考え方、観方がここまで極端なのは、映画だからだけど、これはこれで終活なのかな、と。
ただやり方には、無理とムチャがある、気がしますが。
映画的には、面白い。
自分の借金を伝えたとき、「大事なことを言い合えないのは夫婦じゃない」、という妻、そして病気を告げるときの、明け方の部屋の扉を開ける時の妻の顔。
無茶な設定ゆえに、身につまされる話です。
■作品名:「ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー」
■評価:☆☆☆

<キャスト>
フェリシティ・ジョーンズ:ジン・アーソ
ディエゴ・ルナ:キャシアン・アンドー
ドニー・イェンチアルート・イムウェ
ベン・メンデルソーン:オーソン・クレニック
マッツ・ミケルセン:ゲイレン・アーソ
<スタッフ>
監督:ギャレス・エドワーズ
製作:キャスリーン・ケネディ、アリソン・シェアマー、サイモン・エマニュエル
製作総指揮:ジョン・ノール
<解説>
「スター・ウォーズ」シリーズの「エピソード3 シスの復讐」と「エピソード4 新たなる希望」をつなぐ、これまで語られることのなかった物語を映画化。「エピソード4 新たなる希望」でレイア姫がR2-D2に託した帝国軍の最終兵器「デス・スター」の設計図は、いかにして反乱軍の手にもたらされたのかを明らかにする物語となり、一匹狼のヒロイン、ジン・アーソが、反乱軍の仲間とともに、帝国軍からデス・スターの設計図を奪う決死のミッションに挑む姿が描かれる。主人公ジン・アーソ役は「博士と彼女のセオリー」でアカデミー主演女優賞にノミネートされたフェリシティ・ジョーンズ。監督は2014年のハリウッド版「GODZILLA ゴジラ」のギャレス・エドワーズ。
製作年 :2016年
製作国 :アメリカ
配給 :ディズニー
上映時間:134分
【総評】
16歳の頃に、このストーリーの後の話となる「エピソード4」を一人、高校をさぼって朝から映画館で観に行った覚えがある僕としては、初めて観たときは「うううううん」。次に見たときっが「ううう、まあまあか」でした。ちなみに、「エピソード4」はあこれまでに50回以上は観ていますが。
登場人物を丁寧に描いてきたルーカスの意向とは違う、主人公のジンしか焦点が合っていないように思える。キャシアンも女性のサポート的に見せているけど、やはり1988年の頃の男女の関係とは異なって女性優位の話になってしまった。
スピンオフ、としても、ストーリーが短絡的だし、人物評価が薄いし、「スター・ウォーズ」の名称を使うにしては、評価が低くなっている。
名作SFアニメ「宇宙戦艦ヤマト」を新たなスタッフ&キャストで描き、2012年4月から劇場先行上映、13年4月からテレビ放送されて好評を博した「宇宙戦艦ヤマト2199」の完全新作劇場版。西暦2199年、イスカンダルで「コスモリバースシステム」を受領したヤマトは、地球への帰路につく。しかし、大マゼラン銀河の外縁部で、グタバ遠征軍大都督「雷鳴のゴラン・ダガーム」率いる機動部隊「ガトランティス」に遭遇。戦闘を避け、先を急ぎたいヤマトは、ガトランティスの最新兵器から逃れながらワープするが、その結果「薄鈍色(うすにびいろ)の異空間」に迷い込んでしまう。謎の惑星を見つけたヤマトは、情報収集のため古代ら5人のクルーが惑星に降下するが、そこで七色星団の戦いを生き延び、ヤマトへの復讐を誓うガミラスのフォムト・バーガー少佐と出会う。
【キャスト】
小野大輔:古代進
桑島法子:森雪
鈴村健一:島大介
大塚芳忠:真田志郎
【データ】
公開年:2014年
上映時間:112分
【総評】
僕がこの「宇宙戦艦ヤマト」に出会ったのは、11歳のころ、1973年の日曜日。
14歳のころの再放送で火が付き、16歳の時に爆発的人気。
この当時のヤマトはもちろん大好き。そして長年納得のいかなかった、ヤマトの乗組員やストーリーを解消したのが、おの「2199」シリーズ、そして今始まっている「2002」シリーズ。
女性が森雪しかいないのが変だなあ、と。新作では、たくさんの女性乗組員が重要パーソンとして登場。そして、この作品は、今までにない新ストーリーであり、地球に戻るヤマトの、一時期の話。
人間関係を重視して、戦うことの意味、戦わないことの意味、それを単に「愛すること」だけで片付けていないストーリー性は、よい!
僕は息子の明日奏にも見せようと思う。プラモデルの宇宙戦艦ヤマトを「あのお船を見せて」という、彼に刷り込ませようと画策中!(^^)!
