愛馬情報 アルーアキャロル
在厩場所:18日に福島県・ノーザンファーム天栄に放牧
調教内容: 次走予定:未定
新開幸一調教師「競馬の後も球節はじめ脚元は変化
ありません。レース後にこれだけ良い状態なのは今まで
なかったことで、その辺はだいぶしっかりしてきているのかな
という印象です。ただ馬体は腹が巻き上がっていますし
下痢気味にもなっています。追ったのは最後の1ハロンとは言え
相当ストレスは掛かっているようです。今回はただの
オープン特別というより、重賞級のメンバー構成だったと
思いますが、その中でキャリア3戦目の馬がああいう
競馬してくれるのですから、改めて能力を感じましたね。
この後は放牧先での様子を見て、回復が早いようでしたら
短期で戻してユニコーンステークスと青梅特別のダブル登録も
考えたいと思います」
愛馬情報 アルーアキャロル
<レース結果>
5/15(日)東京10R 青竜S 3歳オープン(混)
[D1,600m・12頭]2着[1人気]...
やや出遅れ気味だったものの中団に付け、道中は
9番手あたりを追走、3コーナー付近から徐々に進出し
直線では外から前を捉えに掛かると、残り200m
過ぎからは2頭の叩き合いとなりましたが、僅かに
ハナ差及ばず2着に敗れています。
大野拓弥騎手「この馬にしてはゲートを出ましたし
出てから結構勢いが付いてハミを噛む場面もありました。
調教では折り合いもスムーズになっていたのですが
競馬では行きたがるところが出てしまいますね。
でも4コーナーを回る時にはいつも通り手応えが
良かったですし、追ってからも良く伸びているのですが
勝ち馬も並んでからがしぶとかったです。でもこの馬の
競馬は出来たと思います。まだ弱いところがあるので
今までは目一杯の競馬をしてこなかったですし、それでも
能力の違いで勝っていましたが、このクラスに入ると
やはりそう簡単にはいかないですね。今日は初めて一杯に
追いましたので、これで反動が出なければ良いなと
それだけが気掛かりです」
新開幸一調教師「キャリアの浅さが出てしまいましたね。
ここまで目一杯の競馬をしてこなかったですし、今回
初めて厳しい競馬を強いられましたからね。もっと早めに
追い出せばという批判もあるかもしれませんが
大野騎手もここまで来る過程を知っていて、脚元の
弱さなども全部知り尽くしているので、追い出しを
ギリギリまで我慢して、なるべく負担の少ないような
騎乗を心掛けてくれました。仮にここで無理をして
勝ったとしても、その先はなかったかもしれませんからね。
この後の予定は脚元の状態を良く見てから判断します」