天田組後日談。 | 墜落症候群

墜落症候群

墜ちていくというのは、とても怖くて暗いことのはずなのに、どこか愉しい。

 そうしてコトは落ち着いて。
 懐が広いのか、それとも何にも考えてないバカなのかわからない天田晃司の元、すべては許容され、生温く流された。
 平穏の見せかけかもしれないけれど、ただの虚構かもしれないけれど、天田組は今日も姦しく、活動を続けている。

 第一部・完。