ワンパンマン 3 | 墜落症候群

墜落症候群

墜ちていくというのは、とても怖くて暗いことのはずなのに、どこか愉しい。

 ワンパンマン 3



Amazon:ワンパンマン 3 (ジャンプコミックス)

 ワンパンマンというのはウェブ漫画ではかなりメジャーな方なんだけれど、ここの読者は読んだことがある人がいるんだろうか?
 ウェブ漫画版は、ホントにシロウトの絵なんだけれど、ストーリーはもうそこら辺に転がっているマンガより面白いっていう……。
 いやヒット数びっくりすると思うんだけど、俺もかなりビックリしたわ今w アイフォンで調べたんだけどさ。
 3298万0928ヒットだってさ……w 単一作品でこれだぜw 圧倒的だわ……。
 なんていうか、とにかく大した努力もしないで、ワンパンで相手を片付けてしまう圧倒的なヒーローがいて、そのヒーローとは別にヒーロー協会という構造があり、更に怪人もわんさと湧くという……。
 この人のマンガに、アイシールド21の絵担当の村田さんが絵を付けたというマンガなんだけれど、やっぱりなんか気を抜いて読める感じがいいなって思ったw 気楽にサクサク読める。
 村田さんの贅沢なムダ遣いっていうか……w 良い意味で。いいコラボだと思う。
 というか、こういうコラボはいいよねw
 何ていうか、それぞれに得意分野はあると思うので、それを持ち寄ってちゃんと経済的にも通用していくものにしていくっていうか。こういう動きは今後どんどん加速していくと俺は見ているよw
 権威的に「この人しかできない」みたいなのはどんどんウケなくなって、参加しやすい、コラボ的である、そういうものの方が親しみやすくていいと思うんだよなw
 孤高の売上のSAOだけれどね、あれもMMORPGっていう二次創作的なオリジナル創作のカテゴリーを開拓した本なので、そういう意味でのファンが多いっていうのは確実にあると思うんだよね。
 人を巻き込みやすい「入口の低さ」が重要で……。
 それは何も作品的に書き始めが面白いとか、もうそれだけに留まらない、挿絵、表紙絵、タイトル、目次もそうだし、あるいは話題性、あとは参加しやすい構造・媒体であるかとか? そこら辺まで総合的に考えていく時代だと思うよねw