夢。 | 墜落症候群

墜落症候群

墜ちていくというのは、とても怖くて暗いことのはずなのに、どこか愉しい。

 明後日の方向性で、明後日の夢を見ていた。

 乾いた温度。空想。

 もうどうだっていいんだ。

 聞こえないはずの未来を、いい加減にしてくれと。

 もうどうだっていいやと。

 明後日を捨ててた。

 聞こえないはずの幻想。言えないままで滑空。

 もうどうだっていいんだ。

 その先に閉じたぜ、偶然の結果。

 悪いと悪い、それだけを言って、

 空想癖を言ってた。

 もうどうだっていいやと。

 聞こえないままの感覚の結果。