年齢を問わず心臓を健康に保つ5つの簡単な方法

 

 

望む望まないに関わらず、人は誰しも年をとります。年月が経つにつれ、老化の兆候が現れてきます。鏡を覗けば、いつの日か誰もが数本の白髪としわ(ショックですね)に自らの加齢を感じることでしょう。私たちの外見の老化が進むにつれて、体内でも実際に老化が起こっているということは想像できるでしょう。すでに、ポキポキと鳴る関節や視覚の衰え、関節の痛みに気付いている方もいると思います。しかし、循環器系の変化に気付いていますか?循環器系の中で最も重要な器官の1 つに、血管の内側を覆い一酸化窒素(NO)を産生する血管内皮があります。血管内皮の老化に伴い、産生される一酸化窒素の量も自然に減少していきます。これは全く正常な現象ですが、一酸化窒素は重要な器官への血液の循環を維持する役割を担っていることから、できる限り血管内皮を健康に保つことが重要であるといえます。循環器系を健康に保つ上での利点は、健康的な生活習慣を始めるのに遅すぎるということは決してないということです。私がマラソンを始めたのは60 代に入ってからでした!私は現在70 代ですが、血管内皮と心臓の健康を毎日維持することで40 代の頃よりも体の調子がよくなっているのを感じます。できる限り健康的に年を重ねることで充実した人生を送りましょう。加齢を止めることや戻すことはできませんが、年を重ねてもいきいきとした見た目で元気に過ごすことは可能です。

血管内皮の健康的な老化を助ける5つの簡単な方法:

1 健康的な食事
健康的な食事は血管内皮の健康に欠かせません。A m e r i c a n J o u r n a l o f Clinical Nutrition に掲載された研究では、良質な脂肪、新鮮な果物や野菜、魚、ハーブやスパイス、全粒穀類を中心とした食事を続けることが健康的な血管内皮機能を助けるということが示されています。

2 よく動く
体を動かすことによって血管内皮細胞が刺激され、一酸化窒素が産生されます。そのため、運動は血管内皮を健康に保つための最も重要なステップの1 つになります。米国疾病管理予防センター(Centers for Disease Control and Prevention)では週に150 分の運動を行うことを推奨しています。可能であれば、もっと多く運動していただいて構いません! よりたくさん体を動かすことは血管内皮細胞をより健康的に保つことに繋がります。

3 栄養補助食品を摂取する
健康的な食事と定期的な運動に加えて、健康的な血管内皮機能を維持するために必要な栄養素を摂取するようにしましょう。L- アルギニン、L- シトルリン、コエンザイムQ10、クリルオイル、オメガ3 系脂肪酸(DHA およびEPA)などのサプリメントは血管内皮細胞の健康と一酸化窒素の産生をサポートします。

4 よく笑う
笑うことが心身によい影響を与えるということは以前より知られていますが、血管内皮にもよいということが判明しています。米国心臓学会(American College of Cardiology) の学術集会(Scientific Session)で発表された研究では、笑うことで血管内皮が拡張し、血流がよくなることが示されています。

5 よく眠る
忙しいと、ついつい睡眠時間を削ってしまいがちです。しかし、十分な睡眠と休息をとることは体にとって、そして特に血管内皮細胞にとって、実は生産的な活動なのです。推奨される一晩に8 時間の睡眠をとることで、睡眠中に行われる血管内皮細胞の修復と再生を促します。

健康的に年を重ねることはひとえに健康的な生活を送ることにかかっています。まずは1 日から改善を始めてみましょう。健康的な選択をする度に、そのことが生涯にわたり健康で活力あふれる人生を送るための礎となっていくということを忘れないでください。

執筆者:
ルイス・イグナロ博士
イグナロ博士は、ニュートリション・アドバイザリー・ボード委員およびハーバライフ・ニュートリション・インスティチュート・エディショナル・ボード委員を務めハーバライフ製品を推奨しています。

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