夫の育休の母の壁 | 全ての道はローマに通ず

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我が家の夫、無事(笑)復職しましたが、自分の、家族の将来のためにもう少しこのblogを続けるます


父親にだけでなく、母親にも壁はある、と思う


同時期に育休を取るならば、一緒にいる時間が長くなるので、育児をしようがしまいが、相手の粗はそれまでより見えるのは必然
今までもお願いしてた家事のやり方が、実はえぇっ?と思うようなやり方だったり、例えばお皿の洗い方が綺麗なんだけど、めっちゃ粗くて割れないかヒヤヒヤするとかが見えたりとか。新婚さんが感じるようなやつ。
それを産後の不安定な状態で見せつけられたら、母親はげんなりするかも。

だから、家族とは言え、突然24時間一緒にいる人が増える事によって見えてくる、面倒なことを受け入れる勇気を求められること、これが壁かと。

でも、この壁は、育休が始まってみて、はと気づくこと。

こどもが産まれる前に育休取得宣言をしてる父親は、それなりの覚悟があると信じて、育児は全部父親に任せるって位の勢いで、母親は母自身ができる家事に徹するってのも一案かと。



で、母親と交代で父親が育休を取る場合=父親が専業主夫(我が家はこれに該当)は、とてもとても明確な壁で(笑)。

こどもを父親に預けられるか、の壁。

母親としては、第一子なら尚更初めての育児だけど、十月十日だけこどもと一緒にいた時間的なことと自らのお腹から出てきたこどもっていう2つのアドバンテージは、どこの家庭の父親にも勝るもので。それだけ想いも強く、自分の旦那さんとは言え、人に預けるなんて怖くて。
子育て経験のある祖母やプロの保育士なら兎も角、ど素人の旦那さん(笑)に預けるなんてもってのほか(分かりやすく言えばね。)

だから、父親の育児をまずは見てる気がするのです。無意識でも。。この人に預けて大丈夫かな、とか。赤ちゃんに優しく、お世話してるかなとか。首の後ろ抑えてるかなとか。

で、自分が疲れてきて力が入らなかったり、逆に余裕が出たりすると父親(旦那さん)の育児参加も見守れたりするのです

ただ、それまでの間に、より一層、赤ちゃんは可愛くなり→こどもがなつく→さらに可愛くなる→こどもが更になつく、のスパイラルなのです。でもって同じレベルでの気持ちや手間を父親にも求めたら、そりゃ無理ってもので。で、レベルを下げたところで、母に懐いてる赤ちゃんは父親では泣くので、既に預けにくいスパイラルにはまっていて。。

なので、見極めとかする前に、何もできない状態の父親母親の2人の時点で、母親は2つアドバンテージを振りかざすことなく(やりたくてやってるのではないけど)、父親は何も出来なくとも育児参加を全項目に渡って諦めずにいる。
その上で適度に諦め、いや、寛容なココロをもって父親に預けること、これが母親の壁

もちろん、こどもと離れたくないって言う壁は言わずもがなにのだけどね