2011年。

左膝下から静脈がパンパンになり熱をもった状態が続き、近くの整形外科に行く。レントゲンもぬり薬も効かず、大きな病院でも異常なし。

たまたま問診で『少し風邪気味で頭が重いくらいですかねぇ』なんて言ってたら、じゃ、念のためCT とりましょうということになり、
それで見つかったのが脳腫瘍だった。

『見つかって良かったんだか悪かったんだかねぇ』と苦笑いの医師。


突然 あなた脳腫瘍ですよといきなり言われても┅。


ただ

『しっかりしなきゃ!』

『家族に何て言おう?』

『職場のみんなに何て言おう?』

『子どもたちには⁉️⁉️⁉️』

心配ばかりがぐるぐるぐるぐる🌀回った。

どうやって帰ったのかよく覚えてない。


私の脳腫瘍は髄膜腫(ずいまくしゅ)といって良性の腫瘍だが、その経過も人それぞれのようです。大きくならずにそのまま普段通りの生活を過ごされる方もその逆も。

腫瘍もまだ小さかったので 見つかってから3年間は仕事も続け、半年ごとに神戸のガンセンターでMRI の検査。

が、3年たったある日、頭に違和感を感じて、すぐ病院へ。
直感が、あたるといいますか、やはりジョジョに大きくなってました。私の腫瘍は言語領域の奥深いところに出来ていたので手術すると頭蓋骨を割って神経もさわると。さわると麻痺が出てちゃんとしゃべれなくなった人もいると言われました。

手術が嫌なら放射線治療を勧められましたが、それも嫌だった‼️‼️

頭にビームなんて当てたくない‼️

お茶を含め、色んな飲み物、指圧マッサージ、病院もあちこち┅。色んな方にも話を聞いたり勇気づけられました。

何より腫瘍が見つかって暗~い顔してる私に自力整体のナビの先輩が言ってくれた言葉。

『見つかって良かったね‼️』


今思うと 

家族にもえらい心配をかけました。

病院の先生にも
『これ以上ほっておくと放射線も効かなくなるよ‼️』の言葉に負け 泣く泣くうけました。

副作用もきつく、頭も落武者😑。

1年たって
『効果ありませんでしたね』と軽く言われました。

悲しかったけど途方にくれてる時間がもったいなかった。