こんばんは
週末ですね。
今日は天気も良かったのでどこかに出掛けようかな、と準備していたのですが。
ふと外に窓の外に目をやると、家の前の道路は大渋滞!!
おっさんの家の前の通りはそんなに大きな道でもないのに…。
すっかり気分は下がってしまい、家で映画を観てゆったり過ごしました笑
今日観た作品は『顔のないヒトラーたち』
戦後20年経ったドイツにて、1人の若き検事が埋もれかけた忌まわしい過去と対峙し、苦しみもがきながら責務を果たし成長していく物語。
とても良い映画でした、皆さんも是非!
アマプラにありましたよ
それでは昨夜の続きを。
一番侵襲の少ない楔状(けつじょう)切除を選択したおっさんですが、今回の手術にはもう一つ大きな目的があります。
それは
胸膜播種の状態の確認です。
そもそもおっさんの肺がんは、告知時からいわゆる臓器に転移はしていません(脳・肝臓など)。
また、骨転移もしていません。
ただ胸膜播種があった為、現在のガイドラインではステージⅣとなってしまうのです。。
ちなみに以前行ったセカンドオピニオンでは、別の外科の先生から
「播種なければステージ1の簡単な肺がんなんだけどなぁ」
と言われたり…。
なんか悔しい!
胸膜播種が憎いなあ…。
今回の執刀医の提案
・この胸膜播種は原発が肺を突き破って飛び出したものが胸膜の内側に飛び散ってしまったもの
・肺を破って外に出ているため遠隔転移ということになるが、右胸腔内にすべての癌は限局しているので局所的ともいえる
・先日のPET検査でも異常集積を認めない(告知直後のPETではピッカピカに光ってました)
・今回目視で残存があれば、その細胞も一部採って遺伝子検査に回すがそれで良いか
ということでした。
一応CT検査では播種も薄くなっている(ほぼ見えない)との事ですが、やはり開けて目で見て検査する以上のことは出来ませんからね。
原発巣の検査ともども非常に気になります。
ということで、残存する播種があった場合は検査して頂く事に決めました。
1月のセカンドオピニオンから主治医と執刀医の間を行き来しながら、気がつけば既に4月を迎えていました。
手術する病院は遠方ですし、いつもの倍のペースで病院に通い、毎回半日待たされる訳ですから本当に大変でした…。
あとお金も。。
しかしなんとかここまで来た!
執刀医「主治医先生の病院で5月にCTとMRを撮って頂き、そのデータを見て6月某日に手術しましょう。」
もちろん二つ返事でOK!
おっさんは大きな期待と不安を胸にその日を待つのでした…。
はい、ということで足早ですがこれが今年の頭から手術までのおっさんの日々でした。
ブログにするとサクサクだけど、結構時間かけたなぁ…。
手間も。
でもすべては自分で選んだ道。
次回のブログでは、いよいよ訪れる手術直前の入院時について書こうと思います。
ではまた