灯りの中には
この池に身を投げた、遠い昔の采女の伝説が
先週の土曜日の猿沢池
去年はここで狐に出会ったんですが、今年は元興寺さんの境内で出会いましたね。
========================
元興寺の万燈会
並べられた燈明皿には「無病息災」とか「夫婦円満」とか、願いの言葉が書かれてある。
火が消えないように菜種油を継ぎ差していく。
「どれぐらいあるんでしょうか」
「さあ、数えたこともないけど千ほどもあるんでしょう」
「手に持ってられるのは燈芯ですか」
「そうです。藺草の燈芯です。今年も安堵町から頂いたものです」
23日、24日は奈良町の元興寺の万燈会、
6時からの法要が終わると、途端に境内は薄暗くなってきたようです。
(奈良 2024-08)