さて息子。
半年留年などという、聞いたこともない事態に陥り、本当にどうしようか親子で悩んでしまった。
息子も必死で考える。おそらく生きてきてここまで考えたことはないであろう。
そして4年生の夏、考えた末に4月から半年間休学し、その間に語学留学することに決めた。
そうなると秋から復学して1年後に卒業するというわけ。
簡単に留学というが、私が出した答えは、行きたいなら自分で全部調べて決めること。
折しもコロナ禍で大学も行けず、外にも行きにくい日々、彼はせっせと調べ始めた。
そしてカナダ留学に決め、資金は親が出す。
4月から4ヶ月カナダの語学学校に通うことになりホームステイ先も決まり、
やれやれと言うところで、まさかのワクチン接種必須だった・・(泣)
それまで打たずに来ていたのに、渡航条件になっているのだからどうにもならない。
泣く泣く、病院を探して2月に2回打った。これもあと何ヶ月か経てば打たずに済んだし、
カナダ以外でも打たなくていい国があったと思う。
というわけで、カナダで語学を学び、夏に帰国し秋から半年間大学に復学。
これがなんと、大学のコースに結構グローバルな科目がたくさんあり、教授もいい人が多く、
最後は結構良かったようである。
まぁこれで、就職活動して卒業後は就職かと思いきや、
卒業前の冬・・息子からなんと
卒業したらまた海外行きたいんだけどと言われて仰天した。
結局卒業後はフィリピンのスパルタ語学学校に入学。ここでは寮に入るので、
まさに一日中英語漬け、勉強漬けの日々となる。
そして4ヶ月たち帰国。すると今度はワーホリでオーストラリアに行くという。
夏の間、行き先を調べてバイトをしつつ準備をし、秋に旅立った。
そして働いて2年間過ごし、昨年の秋に娘の結婚式のために帰国しそのままこちらにいるというわけ。
戻ってから、一度は東京で働いてみたいと、就職エージェントを探して仕事を探し始めた。
東京には結構ベンチャー起業があり、息子のような履歴でも面白がって雇ってくれる
ポテンシャル採用なるものがあるとのこと。
何社か面接したところ、希望していた会社に決まった。本当に良かった。
それから入社が1月5日と決まり、それまで住むところを探したり、これまた大変。
一緒に東京に行き、息子がネットで見つけていたところを当たる。
最終的にいい物件が練馬に見つかり、なんとロフト付き、家具付で格安で借りられた。
今度は日本なので、あまり心配はしていないものの、息子は初めての日本企業で
全く勝手が違い戸惑ってしまっていた。
大変だと思い、米や食料を送ったりしている。
最近は、しばらく勤めたら辞めて海外に行く、と言っているので、いつまでいるやら・・
あの息子羊は、今は海外を飛び回り、筋トレする肝の座った青年に育っていたのである。
不思議だよね。
まだこれからもあるんだろうなぁ・・
お母さんはついてくのが大変だよ、でも応援しているからね。