学生時代、インスタントラーメンには良くお世話になっていました。手軽だし、美味しいし、しかし私の体重は減っていきました。高田馬場に住んでいた私は、駅近くのスーパー、【西友】で良く買い物をしていました。
インスタントラーメンは色々揃っていますが、私が常に購入していたのは安い商品ばかりです。一般のメーカー(サッポロ一番)(日清)などは、確か45円程度だったと思いますが、37円程度の商品も並んでいました。私は常にそちらを選んでいたのです。
ハウスシャンメンたまごめん、西友ラーメンたちです。記念に、と思ってとりあえず一枚づつ残しておきました。学生時代のパッケージをご紹介するのですが、食べていたのはほぼその二種類だけです。
裏面を見ると、どれもあっさりとしたものです。現在のようにバーコードもなく、栄養成分とかアレルギーとか、もちろん袋の処理方法なども一切書かれていません。
何となくパッケージを残していたのは1976年頃の事です。今思うと、どうせなら一通りのラーメンを食べておけば良かったとつくづく思います。マルちゃんやサッポロ一番、日清、明星、ハウスなど、大手メーカーの、当時のパッケージデザインや裏面の表記に興味津々です。
西友ラーメン
西友ラーメンには、しょうゆ味とみそラーメンが販売されていました。私が食べた、しょうゆ味とみそラーメンの比率は2:1くらいでしょうか。良くしょうゆ味を買っていました。これは西友のオリジナル商品なのでしょう。バリュー商品の走りと言えそうな仲間に相当するのかもしれません。これは、「確か38円だったかなー?」 記憶をたどるとそんな感じがしています。
西友ラーメン しょうゆ味
51.9.24. 製造
西友ラーメン みそラーメン
51.8.26. 製造
ハウスシャンメンたまごめん
この当時(ハウスシャンメン)と言う銘柄は別にありましたが、価格は他のメーカー品と同じで確か45円程度でした。しかしこの(たまごめん)は37円と安かったのです。高校生の頃ですが、初めの頃は袋の表面に37円と印刷されていた記憶もあります。
ハウスシャンメン たまごめん しょうゆ味
51.9.4. 製造
ふと気付くと、新たに〘塩ラーメン〙が並んでいました。当時の私は醤油ラーメンが好きでしたが、このパッケージには【新発売】と印刷されていますので、パッケージの保存のために購入しました。
食べてみると結構おいしかったのでその後も何度か買っています。それまでは、塩ラーメンはほとんど食べた事がありません。【新発売】の印刷はたぶん1か月程度だったと記憶していますが…?。
ハウスシャンメン たまごめん 塩味
51.4.26. 製造
メーカー品の高い商品は購入しませんでしたが、一種類だけ買っています。(めん吉)です。ノンフライ麺は色々ありましたので、「一度は食べてみたいナ」 と思っていました。そこで、(めん吉)を選んで購入したのです。1976年1月に登場したばかりのまだ新商品です。
私がそれまで食べていたのは粉末スープばかりで、液体醤油の添付されていたマルちゃんの醤油ラーメン以外では、初めての液体醤油ラーメンでした。麺も初めて食べるノンフライ麺でしっかりした歯ごたえがあり、当時の私にとっては画期的な味でした。
51.9.1. 製造
昭和51年1月に新発売なので、これは発売当初のパッケージデザインです。
粉末スープです。裏面が無地になっています。もう一個液体スープもついていました。しかし私はこの当時、液体スープは脂が多いのでべたつく袋を残していません。
私は昭和60年(1985年)頃からインスタントラーメンのパッケージを集めてみようと思って、自分で食べた商品を残すようになりました。その頃の(めん吉)も購入していますのでついでにご紹介します。
既にパッケージは一新されていて、昔の面影はありません。この頃はノンフライめんが当たり前なら液体スープも当たり前の時代で、特にこれと言った特徴が感じられませんでした。昔の 「美味しい!」 と感じた感動はもうありませんでした。どうもこの一年後あたりには(手もみ風ノンフライめん)になるようですが購入していません。その後知らないうちに姿を見る事が無くなりました。
60.6.10. 製造
次回は学生時代に沖縄の友人に貰った【オキコラーメン】をご紹介します。