シンガー&語学教育アドバイザーのナターシャです。
今日はamazon primeで見た素敵な映画「プロヴァンスの休日」をご紹介。
「レオン」の名優ジャン・レノ主演、南フランスを舞台に頑固な祖父と3兄姉弟のひと夏の交流を描いたハートがあったかくなる家族の物語。
この舞台はどうもアヴィニヨンの近くのよう。
私が暮らしていたのはエクサンプロヴァンスというところなので離れてはいますが、石灰石の白い山々。オリーブの畑。懐かしさがこみあげました。
この映画でも出てくる吹き荒れる風、ミストラルは、アヴィニヨンに旅行に行った時に吹っ飛ばされるかと思うくらいキツかったのを思い出しました。
ミストラルは映画の中でも重要なポイントにもなってます。
南仏を離れパリに行くことになりましたが、その前にこういった小さな街をエクスの街が主催する観光ツアーで回りました。車がないといけない小さな街をバスで連れて行ってくれて、尚且つフランス人向けのツアーですから、まだまだフランス語に慣れてない私には絶対逃してはならない「バスに戻ってくる時間」や細々としたことをしっかり聞き取るのにドキドキでしたが、本当に楽しかった。
映画は名優ジャンレノ、「髪結の亭主」のアンナガリエナ、などおなじみの俳優陣と孫たちの織りなすストーリーがプロバンスの風景と溶け合って「じんわりといい映画だな」って思いました。特に一番チビちゃんに胸がキュンと何度もしました。
もう、行きたいだけ行ったからそんなに外国行かなくても大丈夫・・て思ってた、いやこの3年間思い込もうとしてたのかも。この映画見たら、「ああ、プロヴァンスにまた行きたいよ〜」と切なくなってしまいました。