モンスターペアレントならぬ
ヘリコプターペアレント
と言うのをご存知でしょうか
頭上でホバリングするヘリコプターの様に、
必要以上に子供を保護する親の事です
子供を常に羽下に置き、
外的刺激から
過保護に守る
何かあれば
すぐ親が出て
解決する
さて
『守る』
というのは
こういう事でしょうか
『守る』
と言うのは
子供の目の前にある石を
転ばないよう
全て取り除く事ではありません
その石につまづいて転んだ時、
なぜ転んだのか
を考えさせ、
次から転ばないようにするには
どうしたらいいのか
を教え、導く事です
野生の動物達の親は、
子供達が歩けるようになったら
子供に生きていく術を教えます
そうしないと様々な生き物がいる
この世界で
子供自身が
生きていけないからです
子供に何かある度
親がしゃしゃり出て解決していたのでは
子供は問題の処理能力を
身に付けられないまま
社会に出なければならなくなります
その時
1番辛い思いをするのは
誰でしょうか
そう
子供自身です
守る
と言うのは、
いつでもどこでも付いてまわり
子供の全てを把握し
何も起こらないよう
見張る事ではありません
この先
何が起こっても
自分の力で乗り越えていく
『強さ』
を身に付けさせるよう
子供自らに経験をさせ
失敗させ
その痛みと乗り越え方を
後ろでそっと見守りながら
人生の先輩として
教え、導いてやる事です
子供は
成長過程で
存在する組織が
段階的に変わって行きます
それと共に
その段階での
処理能力を
身に付けてから
次の段階に進む事を
成長といいます
その
各過程での問題を
親が取り上げてしまい
クリア出来ないまま
次の段階に進むと
その問題は
解けないままの難問として
子供に残ります
親の言う通りにして
『いい子ね』
と育てられた子供は
問題が解けない事を
親に打ち明ける事が
出来ません
その結果
現実からの逃避が起こります
不登校
引きこもり
非行
鬱病
果ては
自殺・・・
子供を守るつもりで
やった事が
かえって子供の為にならない
親も辛い結果になってしまいます
親であれば
子供がかわいいのは
みんなそうです
ただ
子供がかわいい
イコール
ケガをさせない
と言うのは
違います
子供が転びそうでも
敢えて
経験させる
見守る
強さを持って下さい
そして
転んだら
どうして転んだと思う?
と
優しく尋ねて
次に同じ様なケガをしない為には
どうしたらいいと思う?
と
まずは子供に考えさせ
人生の大先輩として
教え、導いてあげてください
そうすれば
子供は
自分で考え
問題を解決する力を
身につけていきます
そして
人生で転んだときは
いつも
お母さんが
お父さんが
後ろで優しく
見守ってくれていて
迷った時も
背中に手をあてて
大切な事を
教えてくれた
と
自然に
親を尊敬するように
なります
親を尊敬している家庭に
親子の崩壊はありません
子供の問題を
大人の親が解くのは簡単です
しかし
それでは
子供の将来を
潰してしまうことになりかねません
どうか
子供がケガをすることを
恐れないで
子供が自らの頭で
考えることを
取り上げないで下さい
親が一方的に
子供を育てているのではなく
親もまた
子供に育てられているのです