宇宙人 木田徳秀 -2ページ目

宇宙人 木田徳秀

私は、地球の呼び方で、いわゆる"宇宙人"てやつだ。
木田徳秀という人間の心の中から、この世界を視察している。
広大な宇宙を移動するのに、単純な空間移動を行えば時間がかかりすぎるため、精神世界を通して移動する技術を我々は確立した。

しかし人間の社会はこの男にとって不思議にみえるのか?

朝家から会社へ行き同じセリフ、同じ言い回し。同じやり取りの繰り返し。

内容やジャンルは違えども、言ってることやってること全部同じだ。

なんなんだ。
いったいなんなんだ。

この変な感覚。

みんな気づいているのか?

まるでテレビや映画でみたセリフと全部同じ言い回しだ。

そしてこの男も無意識に同じ反応を繰り返し、変な感覚を覚えている。

コミュニケーションが増えたのは良いことのように見えるが、
果たしてこの変な感覚はいったい・・・