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なんの為に生きるのだろう。
生きる っていうと
括りが大きくて難しいけど
それは
なんの為に恋をするのだろう。
という疑問に似ている。
初めはちやほやされて
次第にひとりり立ちして
最後はみんな同じ
死に向かうんだもの。
この流れで言ってしまえば
今の恋を捨てるとしたら
それは生まれたてに死んでしまった赤ん坊だ。
そう、あたしは
生まれてすぐに死んだ赤ん坊。
批判をかったらごめんなさい。
でもね、いずれ死ぬのにどうして人は生きたがるんだろう。
いずれ終わりがくるのにどうして人は恋をするんだろう。
生きている時間を満たすために恋をするというのなら、それはきっとただの道具。
恋が道具？
恋をする相手も道具？
なんて悲しいんだろう
生きるってこんなに悲しいんだ。
何故人は生きるの。
死ぬのに何故生まれるの。
そこに意味はあるの？
恋をして
あたしは生きたいの？
ねえ、
友達が病んでた。
彼女に突然別れを告げられたあげく、彼女にはすぐ新しい彼氏ができたとかで。
自暴自棄になっていた。
ご飯もたべないで、ただ煙草の本数は増えていて。
とにかくやけくそになっている。
多少強がってはいたけど、つらそうだったなあ。
大切だった存在がなくなる
というのはきっと
いまの世界は色無しなんだろうなあ。
モノクロ。
ただあたしが言えるのは、
この世に不変などないということ。
ついこの間まであたしも
変わらないもの(気持ちや感情、それから存在とか)を追い求めていたし、それを信じていた。
信じていれば何とでもなると思っていた。
人の気持ちなんてのは、いつ何が起こるかわからないのだ。
昨日まで狂おしく愛していた人を、今日になったら大嫌いになっていたとか。
そこに理由なんてなくて。
ただ事実だけがそこにはある。
変わってしまった人の気持ちをもとに戻すことはできなくて。
感情は理性に勝るわけで。
うーむ
あたしも失ってばかりの恋はいやだなあ
踏み出す勇気があればなあ