『Rainbow Six Siege』は発売からもうすぐ10年近く経ちますが、今でも戦略性が高く、緊張感あふれるシューティングゲームの代表格です。必要なのは素早い反射神経だけではなく、マップの知識、チームワーク、そしてガジェットの使い方の工夫です。週末だけのカジュアルプレイヤーでも、毎晩ランクを回している人でも、基礎をしっかり身につければ勝率は大きく変わります。
このガイドが大事なのは、SiegeはほかのFPSと違って、ミスの代償が大きく、覚えることも多いからです。ベテラン勢はマップの隅々や足音の聞き分け、移動ルートを熟知しているため、新規プレイヤーが追いつけずにやめてしまうことも少なくありません。ここで紹介するコツを実践すれば、試合で生き残れる確率が上がるだけでなく、緊迫した場面でもチームにしっかり貢献できるようになります。
この記事では、オペレーターの選び方やガジェットの設置方法、動き方、マップの把握、クラッチラウンドでの立ち回りなど、試合でそのまま使える実践的なテクニックを分かりやすく解説します。読み終わる頃には、どのマップやチーム構成でも通用する安定した動きが身につくはずです。
より良いスタートを切りたい人には、ハイレベルなRainbow Six Siegeアカウントを持つことが大きなアドバンテージになります。こういったアカウントには複数のオペレーターがすでに解放されていたり、レアな武器スキンや高いランク戦績が揃っていることが多く、長時間のアンロック作業を省けます。オペレーターの選択肢が増えれば戦術の幅が広がり、相手の構成やマップに合わせて柔軟に対応可能です。さらに、見た目で差をつけられるプレミアムスキンやバッジ、高い戦績はロビーでの存在感にもつながります。

テロハントから始めよう(現在はトレーニンググラウンド)
以前は「テロハント」と呼ばれていたモードですが、『レインボーシックス シージ』では最近削除され、現在はトレーニンググラウンド(「Vs. AI」)に置き換えられています。新しいモードでも、対戦のプレッシャーなしでエイム練習や武器の試し撃ち、マップ探索ができますが、まだベータ版のためマップやオペレーターの選択肢は少なめです。
ベテランプレイヤーにとって、テロハント(現トレーニンググラウンド)は単なるウォームアップ以上の存在でした。エイムの精度を上げたり、リコイル制御を試したり、マップの細かい角度やルートを覚えるのに最適な環境です。AI相手に気軽にキルを稼ぎながら、カメラの位置や回り道、攻めやすいルートを確認できます。こうした知識は、実戦でのラッシュやドローンルートにそのまま役立ちます。
また、ここは感度設定をじっくり調整できる安全な場所でもあります。実戦ではなかなかできない細かい設定変更も、ここなら気軽に試せます。小さな調整が中盤の撃ち合いに大きく影響することもあります。さらに、初弾ヘッドショットを狙う練習として、トレーニンググラウンドでスピード重視のランを繰り返すことで、正確なエイムと無駄のない動きを身につけてから実戦に挑むことができます。
初心者におすすめのオペレーター
攻撃側
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Ash — 扱いやすいプレイスタイルで、爆破ブリーチと強力なR4-Cアサルトライフルを所持。機動力が高く、どのレベルでも安定した活躍が可能。
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Finka — アドレナリンサージで味方全員のエイムを強化し、遠くからでもダウンした仲間を蘇生できる。クラッチやサポートに強い。
防衛側
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Jäger — 自動迎撃ADSガジェットでグレネードを無効化。設置が簡単で武器性能も良く、安定して使える。
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Mute — ジャマーによる情報遮断が簡単で効果的。ドローンの侵入経路を制限し、防衛ラインを強化できる。
後から挑戦したいオペレーター:
攻撃側 — Maverick、Fuze、Thermite
防衛側 — Pulse、Caveira、Castle
(どれも強力だが、マップ理解やタイミングの見極めが必要)
マップと音の把握
プロも口をそろえて言うのがマップ知識の重要性。回り道や縦の射線、よくある交戦ポイントを覚えるだけで判断力が格段に上がります。
BGMは切って、足音・破壊音・ドローンの動きに集中しましょう。反射神経よりも音情報が勝敗を左右する場面は多いです。

慎重な動きとブリーチング
SiegeはCODのように突っ走るとすぐに倒されます。歩きやしゃがみで音を抑え、敵の気配を聞きながらドアや窓を安全に使って角度を作りましょう。
ブリーチチャージは敵をおびき寄せるフェイクとして使ったり、意表を突く開口に利用するのがおすすめ。侵入前には必ずドローンで偵察を。
キル数よりも目的重視
勝つためには敵を倒すだけでなく、デフューザーの防衛やエリア確保が重要。残り数秒の人質・爆弾モードでは、攻撃側は焦らず賢く突入、防衛側は目標近くでしっかり守るのが基本です。
人質の場合、露出していると一気に持ち去られる危険があるので要注意。爆弾モードでは、落ちたデフューザーの回収を最優先に。
クリアリングと戦闘テクニック
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スライス・ザ・パイ:壁際を使って少しずつ視界を広げ、最小限の被弾でクリアリング。
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角度管理:カバーを利用して相手を不利な射線に誘い込む。
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プリファイア:カバーから出る瞬間に先撃ち。特にヒット判定の遅延対策として有効。
トラップで確実にキル
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Frost:階段上や盾の後ろ、視認しづらい場所に設置して不意打ちを狙う。
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Kapkan:角やドア脇に設置。隣の部屋からの設置で敵の警戒を外せる。
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Lesion:よく使われる入口にGuマインを置き、索敵と足止めでクロスファイアを狙う。
