ムヒカウルグアイ前大統領講演 | すみれ色の宝箱

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ウルグアイのムヒカ前大統領が来日されていますね!!


ムヒカ前大統領といったら、日本でもリオでの有名なスピーチが絵本となって、人気となっていますが、その出版社が主催なのですかね?!

今回、私人として奥様と御一緒に来日されています。


地球の反対側、日本からもっとも遠い国から来てくださいました。


きのうは、ムヒカさんが東京外国語大学で講演されたのですが、一般にも広場のモニターで公開してくださったので、行ってきました。


学生さんを中心に大勢の人たちが集まっていました。

絵本をよんだのでしょうかね、お子様をつれたお母さんたちの姿もちらほら。



講堂の中だけでなく、屋外モニター設置の場所にもテレビ関係者が。

ウルグアイと日本の国旗が並ぶ様子をみて嬉しくなる私^^



ムヒカさん登場







ムヒカさんたくさんのメッセージをくださいました。


一言一言がとても心に響く、今の消費社会に生きる私たちに考えさせるきっかけを与えてくださる言葉です。

ある意味物を大量に生産し、経済を循環させる世の中の逆の思想です。



人間は幸せになるために生まれてきた

私は自由な時間がほしい、だから必要以上の物は必要ない

物を買うからそのために働く (それが本当に幸せなのか)

最も大切なのは愛だ

最大の貧困はお金がないことではない 孤独だ

貧乏とあるのにもっとほしがる欲を持っている人のことだ それは無限だから



このあたりは本にも書かれていますよね

たとえば、長時間もつ電球をつくる技術は本当はあるのに、物を売らなければいけないけら、短時間しかもたない電球をつくる


そういえばパソコンも何年たつ壊れるようにできている、という都市伝説がありますね


テレビ局、メディアについての質問をした学生さんに対する言葉の中には

中立というものはありえない 意思が存在するから

ただ資本市場においては、メディアに流れないものがまるでないかのように考えられてしまう

だから、学ばなければならない 真実を

常に疑いの目を持ち、裏をとらなければならない





例えば今、日本では断捨理というのはすでに一般的に知られ、多くの人が取り組んでいますが

その次にでてきたミニマリストという考え方が、広がっていますよね。


本当に必要な物だけを持って暮らす、(必要最小限なものをもって暮らすシンプルで合理的な暮らし方

ということであっていますかね?!違っていたらすみませんm(__)m)


物にしばられない、消費社会に踊らされずに、本当に自分にとって必要な物だけで暮らす


すっきりとした空間でシンプルに暮らしたい、ということはもちろんあるでしょうけど

日本人の場合、この数十年の間に、多くの物を買い、手に入れ、

消費社会はもう十分堪能した、ということなんでしょうね

(消費社会に疲れたというのもあるかもしれません)


買い物は楽しいけれど、ふと、金融社会、消費社会に踊らされていることに気づく

もっと自分にとって幸せな暮らしは何か、と考えたときに、

人によっては、断捨理をしてミニマリスト的な生活を送る様になったり

人によっては、それこそ自給自足の生活を求める


実際ミニマリストさんたちのブログ等を拝見すると、物がなくなったことによって例えば掃除にも時間がとられない、人間関係も本当に自分に必要なだけになった、

自由な時間が増えて、生活がとてもいきいきしているように、見えます。


それにいち早く気づいて行動されている方たちは、本当に豊かな人たちだと思います


そういう私は、ミニマリストへ憧れはあるものの、まだ欲しいものもあったりと^^;

この思想は貧乏^^;



今日は夜7時からフジテレビでムヒカさんの特番があるので、楽しみです!!






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