ロワール地方には、150~200ものお城があるそうですが、続いて向かったのは、ロワール川の支流、シェール川にかかるシュノンソー城です。
16世紀の創建以来19世紀まで、代々の城主が女性だったことから、「6人の女の城」とも呼ばれているそうです。
中でもアンリ2世の愛妾であったディアーヌ・ド・ポワティエは知性に恵まれ、数々の事業に優れた能力を発揮し、城の造園工事、シェール側に橋を建築させ、シュノンソー城を世界に類を見ない建築物にしたとのこと。
門を入り、お城に向かって並木道を歩いていきます。
お城が見えてきました(*^▽^*)美しい姿です。
マルクの塔
城塞と水車は16世紀に取り壊され、塔の部分のみ残し、塔はルネッサンス様式に作り変えられたそうです。
アンリ2世の愛妾、ディアーヌ・ド・ポワイエの居室
アンリ2世が亡くなると、正妻カトリーヌ・ド・メディシスはディアーヌ・ド・ポワティエから城を取り戻し、3代目の城主におさまりました。
庭園を更に美しく整え、城のギャラリーを立て直し、ギャラリーでは宴が開かれる華やかな時代を迎えたそうです。
お城は、個人所有のものと、国?だったっけな、の所有のものがあるそうですが、
個人所有のお城の方が、お手入れがしっかりしていることが多いそうです。
このシュノンソー城も個人所有のお城で、経営がうまくいっているとのことで(いろんな事業をやっているそう)このように各部屋、廊下に豪華な生のお花が飾られていました\(゜□゜)/
1つや2つでなく、お部屋も廊下もでしたから、相当な数でした。
ギャラリー
全長60メートル、幅6メートル、18の窓があり、床には石灰岩とスレートが敷き詰められ、天井梁が見えるこのギャラリーは、1577年に完成。壮麗な舞踏会場だったそうです。
カトリーヌ・ド・メディシスは、のちのアンリ3世への敬意をこめて、ここで宴を催したそうです。
ホール
アーチの天井がとても美しいです。
礼拝堂
ルイ14世のサロン(全体の写真がないですが^^;)
ルイ14世は1650年のシュノンソー城訪問を記念し、後にリゴーによる肖像画や、家具を贈ったそうです
暖炉はルネッサンス様式で、紋章はフランソワ1世と王妃クロード・ド:フランスの滞在を表しているそうです。
ルイーズ・ド・ロレーヌの居室
アンリ3世の妻。
カトリーヌ・ド・メディシスの死後、城を相続しました。
暗殺されたアンリ3世を偲んで、瞑想と祈りのため、この真っ黒に塗られた壁の部屋にこもったそうです。
今パンフレットを見返していたら、ずいぶん見どころを見ていなかったことに気づきました^^;しまった(・・;)
暑かったのでちょっと気力がなかったのですが、今度行くことがあったらきちんと見てこよう。
お城の外には、競い合ったという、正妻カトリーヌの庭園と愛妾ディアーヌの庭園があります。
お庭もディアーヌのお庭を見逃しました(゚_゚i) しまった。。。
お庭側からは、シェール河に浮かぶように立つお城を美しい角度で見ることができます(‐^▽^‐)
美しいお城~(‐^▽^‐)
この外観の美しさもあって、ロワールの古城の中でもとても人気があるお城だそうです。
たしかにお城内部も大勢の観光客でとても混んでいました。
美しいお城を眺めながら、木陰でしばし休憩、
お庭の敷地編へと続きます。
お城の敷地内には、農場があったり、野菜の畑があったりと動物がいたりと、とても広大でした。
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