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Best Friend’s Wedding

先週末、アップステートNYで幼なじみの結婚式がありましたling*

私は幼稚園から高校まで一貫の学校にいたので・・・彼女とも20年以上の付き合い!
小さい頃から大の動物好きだったゆみは、アメリカで動物の看護士さんをしてますオレンジだワン♪同じニューヨーク州に住んでいても、ゆみの住む町までは車で四時間くらいかかるのでなかなか会えなかったんだけど・・・結婚のニュースを聞いた瞬間に絶対ケーキは私が作りたい!と決めていました♥akn♥

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春くらいから、ブーケやドレスの写真を見せてもらって、色やデザインを相談しはじめました。
ドレスのシルキーなドレープのデザインと、花嫁のブーケの花とマッチさせて・・・

$ケーキデザイナーへの道 デザイン画はこんな感じに!

LAから、このウエディングの為にこっちはアルトサックスプレイヤーとして活躍する、
幼なじみの奈津希も飛んで来て、日本から私の母も飛んで来て、三人でレンタカーしてケーキを会場に届けるという作戦。

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完成!!!!!

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デザインを描いたあとに花の色の変更などは少しあったものの基本的にはオリジナルのデザイン通りに完成。

レンタカーはケーキ様様の為に冷房全開、シートベルトを箱に閉めてあげて私達は着込んで四時間のドライブ!奈津希、運転本当にありがとー!ドコモ絵文字

セレモニー開始1時間半前にようやく会場に到着し、ケーキをキッチンに引き渡して私達はドレスアップ!

お天気がとってもよくて、完璧な青空結婚式デレ

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そしてブライドメイド、家族、新婦と父が入場・・・ハート

ゆみ超きれい!幸せそう・・・感動

本当に感動しました。。

アメリカで結婚式に参列するのは初めてでした。
友達にウェディングケーキを作ったのも実は初めて!!
本当に参加出来て良かったよ!!

式が終わって、レセプション会場に移動すると、入り口にケーキが奇麗にセットアップされていました。
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超幸せそうな新郎新婦と一緒に!

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日本から、二人の事を祝福しているたくさんの同級生たちを代表して、
アメリカ生活組の私達が各州から駆けつけてお祝いしました!

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日本の結婚披露宴とは全然違うアメリカのレセプション!
ディナーのあとはダンスフロアで老若男女飲んで、踊りまくる!笑
とっても面白かったです。DJの音楽にのって、もはやクラブ。
でもみんな祝福モード。だから最高に良かったです。
新婦と3回くらいショットを飲んだ気がします。笑

残念ながらケーキカットの写真は全部ぶれぶれだったので載せませんが、
ちゃんと“初めての共同作業”??のイベントは日本もアメリカも一緒でしたケーキ

本当にいーっぱい幸せを分けてもらった1日でした。
本当に本当におめでとうはぁと

May you both have long and happy lives!


Icing Cookies Lessons for friends!

日本に居た頃は良く作っていたのですが、アメリカに来てからはだいぶご無沙汰していた、
アイシングクッキーを最近久しぶりに作る機会がありました。
・・と言っても今回はお友達に教えてあげただけなので私自信は作ってないのですが笑

日曜日はこのブログを通じてお友達になった、めぐみちゃんにプチレッスン。
ウィリアムズバーグにある、かわいいキッチン用品屋さんで好きなクッキー型を選んでもらって、
(全部1㌦!!)ロイヤルアイシングとクッキー生地作るところからはじめました。

私はいつもは、ふちを絞って、中をゆるいアイシングで埋めて、乾燥させて、上にさらに絞るっていうクラシック方式をするのですが・・・
(↓たとえばこんなかんじ。)
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この方法の問題は、土台を完全に乾燥させるのに最低でも一晩かかるので、1日レッスンだと完成させられないのです。なので、今回は丁度割と美味しいロールフォンダンを私が持ってたので色付けして土台に使って、細かい所をロイヤルアイシングで足す形にしました。

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めぐみちゃんがゲットしたプードルのクッキー型で彼女が作ったクッキープードル6
超GIRLY!!!! こりゃ日本の女の子にウケそうな感じです日本

星形の口金でシンプルに白のパイピング、目と鼻書いただけだけど可愛いでしょ音譜

そして今日は、親友のCindyがお友達の誕生日でCaliに今週末行くので何か手作りで持って行きたい!・・・っていうことで、クッキーに。
初めてのアイシングクッキー。どうやらそのお友達はトトロが大好きらしく、トトロクッキー+まっくろくろすけに決定!

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アーティストの彼、グレッグに横から細かい指示入れられながら二人とも超真剣・・・

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なんと、こんな可愛いのが出来上がりました!
これはお友達喜ぶね♪安全にカリフォルニアまで届けられますように!飛行機

さて、明日から日本から母と、幼なじみの奈津希がLAからNYに来て三人で土曜日にアップステートであるはたまた違う幼なじみのゆみの結婚式に行きます!

ウェディングケーキをお祝いに作らせてもらっていて、明日あさってで仕上げて運びます。
アメリカで結婚式、参列するのは実は初めてなのでとっても楽しみですケーキ

The Cake Trip - ICES - Cake Convention Part 3

Day 3

この日は朝、8時半から楽しみにしていたレクチャーがありました。
日本で学校も持っている、有名シュガーアーティストのChef Nicolas Lodgeのランを習うクラス。

一時間半と言う短い間に4種類ものランをレクチャーしてくれました!
とってもわかりやすくて、出来上がった作品は本当に本物みたいで感動。。
ランは何度か作っているけれど、種類も色々で型やテクスチャーも違ったりするのでちょっと混乱気味でしたが、ちょうどいいリフレッシュコースになりました。
彼のブランドの道具とDVDも手に入れて大満足あげ↗♥

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午後またベンダーで仕事用と私用に買い付けを済ませ・・・最後のレクチャーは
パンジーとポピーのレクチャー。

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彼女もテレビで活躍するアーティストの一人。
彼女の手法は私のとは少し違ったのでとても勉強になりました。色々な事に応用出来そう・・・
どの講師もレクチャーのあと前に行くとどんな質問でも答えてくれます。

土曜日の夜は、毎年晩餐会があります。
今回のテーマは1890年代のウエスタン・・・ドレスコード難しすぎる・・と今回は断念したんだけれども・・本気で仮装してる人がいっぱいいてびっくりしました。

カクテルタイム・・・
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この年代のウエスタンは、単にウエスタンブーツとかじゃなくって、この右上に映っている人たちのようなコスチュームなのです。

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Ms. Betty Van Norstrand :)

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山口育ちの日本語ぺらぺら美人姉妹、Anette & April

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NJ在住で大の仲良しになったShabnamハート


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ぎりぎりにも関わらずルームシェアをオファーしてくれて、ほんっとーに優しくて親切なCathleen・・・

知り合って3日しか経ってないなんて本当に信じられないくらいみんなと仲良くなって
良くしてもらって、涙の別れでした。来年またケンタッキー州で再会を願って。


・・・
次の日朝早く、NYへ帰るために空港へ向かったのですが
なんと飛行機が欠航・・・!次の日まで飛ばず、結局もう一泊リノに滞在して帰りました。


とっても充実した楽しい一人旅でした!お金貯めて、来年は日本からの参加を目指します!

The Cake Trip - ICES - Cake Convention Part 2

ICES Day2

この日は8時から参加者全員が集合しての General meeting/Breakfast がありました。
同じテーブルに座ったインド生まれ、ニュージャージー在住の女性、Shabnamとお友達に。
話してみると、インドから生地を輸入してマンハッタンでハイエンドなウェディングドレス等を扱っているファッション業界で働いていて、ケーキはこれから本格的にビジネスとしてやっていく方向。話を聞けば彼女も私と同じくBettyの教え子で、意気投合して一気に仲良しにキラキラ

それからちょうど彼女も予約していた、セレブリティケーキデザイナーのJay QuallsによるSocial Media / Cake businessのレクチャーを受講しました。
ウェブサイトの効果的なデザインの仕方からソーシャルメディアの上手な使い方まで、ぎっしり情報の詰まった一時間でした。もっともっと深く彼から学びたいのでNY付近でのクラスをみんなでお願いしている所です。
$ケーキデザイナーへの道そんな彼のウェブサイトはこちら。

このシンプルで洗練されたウェブサイトがマーサスチュアートの目に留まり、一気にセレブリティーシェフになりました・・・。

さて、二日目のこの日から100店舗を越えるベンダーが一気にオープン。
いつもはオンラインでしか購入出来ない道具や材料が手に取って、送料なしで購入出来るのだから、私達にとっては天国です。(もちろんベンダーにとってもかなりの商売チャンス・・・)
各ブースではミニデモが行われていました。

私はその100店舗以上のベンダーの人から覚えられちゃうくらい一日中回って値段や質を比較したりして、さらには値切って・・かなり良いお買物が出来ました!

この日は、Shabnamとディナーを食べて、また夜プールで遊んで、就寝ぴよぴよ

The Cake Trip - ICES - Cake Convention Part 1

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8月1日から5日まで、ネバダ州リノで開催された今年のICES – International Cake Exploration Societeに参加して来ました。

ICESとは、1976年から毎年続く、世界最大規模のケーキデコレーター/シュガーアーティストのためのコンベンションで、毎年夏にアメリカで開催されて居ます。登録会員は4000人以上。今年も、143店舗ものベンダー、400以上の作品展示、1100人以上の参加者が一同に集まり、情報交換、勉強会、交流を楽しみました。また、事前予約制で有名シェフやアーティストによる様々なデモンストレーションを毎日受ける事が出来ます。

昔のブログにもありますが、3年前にイリノイ州St. Charlesで行われた回に続き私は2回目の参加でした。
過去2年は、8月のはじめにはいつも学校があったため、どうしても参加出来ず、念願叶って今年行ってきました。

初めての回はもちろん刺激的で、大興奮だったのは今でももちろんはっきり覚えていますが、今年は比べ物にならない位の収穫がありました。
あの頃は英語力や専門知識がまだままならなかったので、デモでの理解力や交流能力ももったいない所がありました。でもこの3年間で、趣味からプロフェッショナルの世界に踏み入れて知識も断然増えたし、クラスや紹介でたくさんの人と繋がる事ができました。

とっても濃い4日間だったので、一日ずつレポートして行きたいと思います。

水曜日は昼過ぎまで某ファッション雑誌のためのケーキの仕上げがあったので、 夕方の便でNYからリノまで飛び、夜中に到着しました。ホテルの部屋をシェアする事になったのは、10年以上ICESに参加している、カナダからのコミティーメンバーのキャサリン。私のボスが一緒に来られなくなったので急遽ルームメイトを探したところ協力してくれました。キャサリンは本当に優しい人で、初めてあったにも関わらず娘の様に可愛がってくれて色んな情報を教えてくれたり、有名なデザイナー達に紹介してくれて、本当に幸運でした。

木曜日。朝からレジストレーションの長い列に並びながら母と電話していたのですが、電話を切ったあと、どこからか、「スズキサン、コンニチワ!」いう声が・・・でもどこを見渡しても日本人らしき人は見当たらず、きょろきょろしていると、とっても可愛い若い白人女性が私に向かって流暢な日本語で話しかけてきたのでした。とっさの事で頭が混乱して向こうが日本語で話しているのに英語で返事をする私。(笑)で、日本語で話そうと思ったら、私がカタコト・・!!??!!なんだかおかしな事になったのでやっぱり英語で話す事にしました。話を聞くと、彼女、アネットは日本で生まれて山口県で22年間過ごして今はコロラドに住んで居るとの事。はるばるコロラドから、妹と16個の作品を積んで運転してきたという事でした。参加早々お友達が出来て、土曜日の晩餐会で一緒に座る約束もしました。

ケーキデザイナーへの道ICESは、コンペティションではなくコンベンションなので、作品展示で賞がもらえたりする事はないのですが、たくさんの人が作品を持ちこんでみんなで共有します。飛行機に乗らなくては行けないので、私はぎりぎりまで作品展示に参加するつもりは無かったのですが、3日前くらいに母に絶対何か出展すべきだと推されて急遽仕事の後に自宅で作りました。初めて作品を持っての飛行機での移動で冷や汗ものでしたが、シンプルでインパクトがあるものにしたかっtので、小原流の生け花をインスピレーションに日本xアメリカンケーキデコレーションのケーキを出品しました。本当に時間がなくて100%満足ではなかったので次回はもっともっと前からきちんと準備してまた参加したいと思います。。$ケーキデザイナーへの道

ホテルの部屋で最終のアセンブリングを済ませて、展示場のニューヨークのセクションに作品を設置すると、同じニューヨークから展示の人の名前に見覚えが・・アンソニー・・・なんと、去年のInt’l Hotel Motel and Restaurant Showに個人参加して、違うテーマの分野での受賞者で、その後フェイスブックだけでお互いの受賞を褒め合っていた同い年の男の子でした。まさかリノまで来ていると思っていなかったので連絡を取り合ってついに実際に会ってお友達になりました。

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一つ目のデモンストレーションに向かう途中、廊下でBettyを発見、久々の再会でした。「グっと!地球便」をご覧になって下さった方は分かるかと思いますが、私の恩師で、アメリカのケーキデザイナー/シュガーアート界の創始者である伝説的な方なのです。
今やスターシェフのRon Ben-Israelも、Cake BossのBuddyも、実はColette PetersやSylvia Weinstockさえも最初はみんなBettyの元で学びました。
このコンベンションに参加している人で彼女の事を知らない人の方が少ないでしょう・・・。元々CIAでシェフを勤め、彼女の自宅兼教室も学校の近くにあったので在学中にシェフの紹介を通して個人レッスンを何度か受ける事が出来ました。去年の11月のコンペティションの際も、学校や会場でのテレビ撮影にかなり協力して頂いたので、「あれ?今日はカメラマンと通訳とディレクターは来てないの??」なんて冗談を言っていました笑。本当にみんなに愛されるかわいいおばあちゃんのBetty。
丁度Bettyと話をしていたICESのNY州の代表の方にも紹介して頂いて、来月のNYでの技術共有会にも参加出来る事になりました。

この日は、ケーキの写真を撮る際のテクニックのデモと、変わったデコレーションのテクニックのデモを受けて終了。アンソニーと夜ご飯を食べながらNYのケーキデザイナー事情について熱く語り合って、リゾートホテルだったのでそのあと夜中までプールとジャクジーに行って遊んで、すっかり疲れて爆睡しました。$ケーキデザイナーへの道