15世紀から16世紀にかけてのイタリア史に登場するボルジア家。その名は今なお「毒」「陰謀」「色香」などのイメージとともに語られますが、実際のルクレツィア・ボルジアは、単なる家族の道具や悲劇の姫君ではありませんでした。
この動画と設計図は、彼女の「第二の人生」に焦点を当てています。12歳で政略結婚を経験したルクレツィアは、やがて自らの野心と意志を持つ「政治のプレイヤー」へと変貌します。
本作は、書籍『The Borgias and Their Enemies』に基づき、史実と創作の間に立つルクレツィアの姿を描いています。
家族の紋章(クレスト)もオリジナルに再設計し、それぞれのフェーズで彼女が背負うもの、選び取るものを視覚的に表現しました。
なお、すべてのシリーズにおいて、史料リサーチを行っています(※一部は映像内や説明文中に記載しておりませんが、下地として反映済みです)。
👁️🗨️ルクレツィアが手にする短い王杖、黒いドレス、目に宿る影――すべてが静かに語る、ボルジア家の「栄光」と「暴力」。
▼設計動画はこちらからご覧いただけます:Vimeo