1755年、イギリスとフランスは北米の覇権を巡って激しく対立していました。

植民地であるニューヨークも、その渦中に巻き込まれていきます。


でも、戦争の火花は戦場だけではなく、街の裏側でも静かに燃えていました。

貧富の格差、港の支配、そして密貿易…

「フランスに港の半分を渡すだって?冗談じゃない」
















そんな声がイギリス商人の間でささやかれ、貧民街では暴動の火種がくすぶり始めます。


私が描いたこのシリーズは、1755年のニューヨークを舞台にした小さな物語。

歴史の大きな流れの中で、名もなき人々がどんな選択をし、どんな怒りや希望を抱えていたのか。

漫画を通して、そんな「影の歴史」に触れてもらえたら嬉しいです。


次回は、いよいよ戦火が本格化していく場面を描きます。

どうぞお楽しみに👀✨