真夜中の歌舞伎町。
黒スーツの男たちが「Check in…」と呟きながら現れた先には、どこか見覚えのある建物が。そう、そこは私の描く「大陸ホテル」。そして…その中には、長髪の男が静かに立っていた。そう、彼は私が描いたキアヌ・リーブス。
このホテル、実は映画『ジョン・ウィック』に登場する架空の施設ですが、モデルは実在する「Delmonico’s Steakhouse」と言われています。
私の絵では、そんな伝説の世界を、東京の混沌の中に重ねてみました。混ざり合う現実とフィクション、そして観察力のないキャラたちに観客が思わず「お前ら入る資格ねーわ」ってツッコミたくなる、ちょっとコミカルな1枚です