これは筆者の完全オリジナルキャラクター、目の下に深いアイラインを引いた、骨ばったドラキュラ伯爵。あまりにも長く眠りすぎて、痩せ細ってしまったのかも?
ドラキュラといえば、ブラム・ストーカーの小説で一躍有名になった吸血鬼の代名詞。だけど、本来の民間伝承では、吸血鬼はふくよかで血色も良かったそう。つまり、血を吸うほど元気になる存在。
現代の私たちが知る「細身で妖艶なドラキュラ像」は、映画や漫画で洗練されてきたビジュアル。今回のドラキュラもその流れを汲みつつ、「眠りから覚めたばかりの吸血鬼」をテーマに描いたもの。
…それにしても、こんな顔で「ちょっと血を一滴もらえる?」なんて聞かれたら、断れないかも?