Caesar、驚きの一夜。特権階級にも割り勘の現実
「なんで俺が払うんだ?」
……それは、古代ローマ皇帝・カエサルが現代東京・歌舞伎町で食事をした時の第一声だった(という設定)。
でもね、カエサルさん、ここは現代日本、割り勘文化の聖地・歌舞伎町。いかなる権力者でも、ここでは一皿一皿に価値があるの。
歴史上の英雄も、現代社会ではルールに従う一人の人間。そう考えると、彼の「驚きの表情」もなんだか微笑ましく見えてくる。
ところで、あなたは「カエサルって誰?」と聞かれて説明できる?
世界史においては超有名人。ユリウス・カエサルは共和政ローマを終わらせ、帝政ローマへの扉を開いた天才政治家であり軍人。
でも、現代では彼の存在を知らない人も増えているのが現実。
私が今回このテーマを描いたのは、単なるジョークだけじゃなく、「歴史上の人物を忘れないで」という想いもあるの。
特権を持っていた彼ですら、現代ではただの“お客さん”。
その逆も然り。私たちも、自分の力で“英雄”になれるかもしれない。
だから、カエサルに代わってひとこと:
「食後はちゃんとお会計、ローマも東京も同じね!」