中国南部の市で、犬肉祭りが始まったそうですね。
10日間の祭り期間中に、1万匹以上の犬が食肉処理されるといいます。
世界中から非難が殺到。
私も犬を飼っていますから、もちろんそんな祭り、想像しただけで胸が痛くなります。
でも……
ひとつ、思うこと。
これって、日本のイルカ漁が批判されていることと同じですよね。
日本は、イルカ漁を「昔から行われてきたこと。文化」と言っています。
やめる気はないようです。
同じように、中国のある人たちにとっては、犬を食べることは大昔から行われてきたことで、批判される筋合いはないと思うことかもしれません。
そもそも、イルカや犬はダメだけど、牛や豚なら食べるために殺しても良いというのも、なんだかとても身勝手に感じます。
犬を食べるなんて、かわいそう。
それは、わたしもそう思います。
だけど、この犬の件だけを「かわいそう!」というのは、やっぱりものすごく身勝手だと思うのです。
犬肉祭りのことを公然と「ヒドイ!」と言っていいのは、ベジタリアンの人だけではないでしょうか。
牛や豚だって、イルカや犬と同じように、食肉処理されるとき、痛みを感じるにきまってますから……