2022年4月6日(水)、SHIBUYA PLEASURE PLEASUREで「健康、健診chapter ♯1-未来-」に参戦しましたニコニコ

ニューアルバム「健音♯1-未来-」のリリース日のレコ発LIVECD

フラゲして可能な限りアルバムをリピートして臨んだLIVEでした。

 

「RR ROCK AND READ 100号」の楽曲紹介インタビューを読んでみると、ニューアルバム「健音♯1-未来-」は、松本明人さんがバンドを始めるきっかけになった映画「アカルイミライ」を題材にしているとの事。

(文字体も「アカルイミライ」を意識しているような気が・・)

 

その映画の象徴となる「水槽」と「アカクラゲ」。

「淡々」「水槽」「針金」「猛毒」等、「アカルイミライ」を連想させるようなアルバムの楽曲の題名。

 

ステージにはまるで実験室のように機材(楽器・モジュラーシンセ?・鍵盤)が置かれていて、白衣を着ている悠介さんと松本明人さん、NOVEMBERSの高松浩史(B)さん、ユナイトの莎奈(Dr)さんの4人が登場。

ステージスクリーンには幻想的な映像が流れ始め、アルバムの1曲目「淡々」からLIVEがスタート・・とここで機材トラブルが発生し、「楽屋で心配していた事が現実になってしまった」「・・公開リハーサルになりました、一時はけます」と一時楽屋へ。

その後機材トラブルが直ったのか、「すみませんね、2曲目から演奏したいと思います」と、アルバムの2曲目「水槽」へ。

 

レコ発LIVEなのでフラゲしたとはいえまだ楽曲が自分の中に浸透していないので、おそらくアルバム順に演奏されていったと思います。

LIVEはバンドスタイルであるギター・ベース・ドラムだけでなく、モジュラーシンセ?・鍵盤・マラカスのようなシャカシャカした音を出す楽器・神楽鈴びっくり等が演奏されて、実験室から多岐の音楽が創られ奏でられていくイメージを受けました。

 

冒頭の機材トラブルから、悠介さんがMCで

「・・早くも反省が始まっている」とネガティブな発言がw

明人さん

「これがLIVEですから。LIVEは久しぶりだよね?」

悠介さん

「年末のLIVE以来4カ月ぶりなのでガクブルです。家にいる感覚が抜けない」

「車で来たけど駐車場がよく分からなくて戸惑った・・。東京怖い」

「何もかも、映像とかも初めての事なので、あまりギターに集中できずに緊張した。lynch.の時はそんな事ないんですけどね」

と話されていて、終始明人さんにフォローされていましたw

 

途中のMCでは、

「健康」という事で健康的な飲み物が楽屋に用意されていた。

酵素ってあまり美味しくないって聞くけど。実際食べてみたらそんな事はなかった。

せっかく用意してくれているのに、そういう事を言っちゃダメですよ。

という明人さんと悠介さんの会話に、

「何の話をしているんですか?」

と、ユナイトの莎奈(Dr)さんが突っ込む場面もw

二人だと突っ込み役がいないので、あえてドラムの前にマイクスタンドを用意してもらいました、との事でしたニコニコ

 

レコ発LIVEなので詳しいレポは難しいのですが、ステージを見ていて強烈に印象に残っているのは「猛毒」の時だったかな?明人さんが赤い棒をくるくると回している姿が水槽でユラユラ動く「アカクラゲ」のように感じた事。

 

「曖昧」で、明人さんが奏でるアコースティックギターに悠介さんが奏でるギターが重なって凄く綺麗だった事。

 

そして、インタビューで読んだLUNA SEAの「CIVILIZE」のシンメトリーになっている構成を取り入れたという「運命」。

これはリピートして割と聴いていた楽曲だったので音が美しかったです。

 

全体的に悠介さんがギターを弾いている箇所はさほど多くなく、モジュラーシンセ?を奏でたり、鍵盤を弾いていたり、シャカシャカと鳴る楽器を奏でたり、コーラスを歌っている事が多かったです。

(昨年のツアーで腱鞘炎を発症してから、今回はギターを弾く回数を減らしたのもある、とインタビューで語っていた)

 

終盤へ向かう「日常」から「未来」へ。

明人さんが神楽鈴を持ち出して鳴らし始めた時は見ていてびっくりしました。

「針金」と「未来」、YouTubeでも配信されていますが、幻想的な音楽から一気にバンド色が強い音楽へと変わっていきます。

「静と動」がうまく混ざり合っていてLIVEを見ていても凄く見応えがありました。

 

全体的には、お二人が白衣を着ている事もあり、本当に実験室で音楽を実験的に奏でている感じがしました。

また、インタビューであるように「アンビエント色」も強いアルバムだと思いました。(だから聴いていて耳心地が良いのかな)

 

個人的にはベースとドラムの音が大きすぎてギターの音がかき消されてしまう場面もあったので、悠介さんのギターをもっと耳に焼き付けたかったのが少し心残りです。

 

「41歳を迎えて、音楽人生の中で自分の中で思う最高の音楽を形にして出したい気持ちがあったので、それが少しは出せたかな、と思います。擦り切れるまでアルバムを聴いて下さい」

と語られていた悠介さん。

 

その言葉通り、「健音♯1-未来-」はかなり中毒性のあるアルバムです。

聴くたびに発見が多い!

そして、lynch.とまるで違うユニットだけれど、悠介さんの持ち味であるギター&音楽が融合・色が混ざっている感じがとても感動しました。

やっぱり魅力的なアーティストです乙女のトキメキ

 

 

 

(歌詞カードを読みすぎてすでに年季が・・ガーンやっぱりアルバム形式でリリースされるのは嬉しいです)

 

セトリ(おそらくアルバム順)右矢印

 

淡々

水槽

理由

合図

猛毒

曖昧

運命

喪失

執着

除獣

月光

針金

日常

未来

 

EN

 

針金

未来