1社目の面接が終わったとたんから
私はおかしかった。
あの面接じゃ通らないから大丈夫という自己肯定的余裕感と普段見せない自分を出してきた倦怠感から
何もやる気が起こらない1週間を過ごした。
その最中妹からお勧めされたゲーム実況者の動画を見ると、見事にどハマり。
やらなければならぬ事そっちのけで馬鹿みたいに動画視聴に明け暮れる日々
正直、クズだなと思った。明日呪い殺されるんじゃないかって
そんな事になると金銭感覚が馬鹿になる。
結構マルチに活動している実況者グループだったから、出費が予定よりも上回った。
でも痛くない。むしろ快感なのだ。
実況者さんの趣味がカメラ。
日本各地旅をして、本になっていた。
全部で6冊、私は2冊購入した。
普段見向きもしない旅本。はじめてだ。
読むと、そこは私の知らない日本があった。
海、空、大地そして食
これらに感動する事を忘れていたのでは?と
気付かされた本であった。
綺麗な写真に写るものと喋り口調の文章で
これからに楽しみができた。
早くいろんな町の景色がみたい。
それが私の中の軸だった。思い出した。
明日からの学校に憂鬱かまして
制服を破り捨てようと思っていたが
こんなところで負けてたまるか。
周りを気にせず、私のペースで堂々と図々しく
廊下のど真ん中歩いてやると
体育館で叫ぶんだ。
ようやくわかった事がある。
どんな自分が嫌いかがやっとやっと
それは、彼氏を持ってる自分と怖いと言われる自分だ。
隣に彼氏がいることを恥だと思う。
地元のお祭りなんか、すぐに帰りたくなるし、家にいる時も早く帰りたくなる。LINEしている時間も辛い。苦痛で仕方ない。
特に友達や元中なんかとすれ違った時によくそう思う。
なぜかはわからない正直。でもなんとなく
いつまでも男に頼らないと何も出来ない女だって思われたくないから。変わんねーなあいつは〜って言われたくない。
怖いと言われること
これは気づけばそうなってたし、そうであろうとしていた自分がいた。
怖い=私が自分でもしっくりきていた。がどこかでとても傷ついていた。悲しい。辛い。もっと穏やかになりたいなりたいなりたいなれない。
いつも帰って再確認するのは、本当にこの町が嫌いだということだ。
この町に私の居場所なんてない。
どこに行っても悪口を言われる毎日。本当にこの町の人達が大嫌いだ。
狭いグループで大口たたいて、まるで大統領にでもなっているかのようで気持ち悪い。
地元の友達とつるんで、結婚して、子供を産んで育てて…なんて虫唾が走る。
もうここに呪われたくない。出たい。
出てあいつらより人生謳歌したい。
幸せになりたい。
あいつらにいいなって言わせたい。
見返してやる。
今に見てろ。いつか必ずあいつらに指くわえさせるくらい自分は幸せだって叫んでやる。

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