不登校の一年間は、穏やかにすぎた。
私は、仕事に行く前に、手紙に今日は、
これをやっていて欲しい、
例えば、洗濯をして、干しておいてね、
だとか、まるまるをかってきておいてね、など
彼は、なにもいやがることなく、それらを
やっておいてくれた。
学校は、行きたくないけれど、
塾は、きちんとかよい、定期テストは、
別教室で受けた。
おかしいかもしれないが、それは、私とかれにとって
やすらかな時間だった。
時々、気分転換に平日のすいている、街中に出かけ
ご飯をたべたり、買い物をしたり、
あの頃が、本当に懐かしい。
三年生になり、彼は、学校に通うことを決断した。
ホットしたと言うより、寂しかった。
私は、子離れできない最低な母である。
この後この母にまだ試練がおそいかかるのです。
続く。