ある冬の寒い時期。
気づいたのは子供の一言
「あーママまた間違えた〜」
何にも悪気のない娘の一言でした。
その頃私はとにかく言い間違えが多い。
「はい、お風呂行くよ〜」
が
「はい、寝るよ〜」
と、おいおい内容も違うわレベルです。
子供の名前が混ざることはしょっちゅう。
単語(ティッシュをエアコン、カバンを水筒などなど)
一見関係ありそうで、ないような言葉と混ざったり、
なんだか自分でも喋りにくい。
一回意識するとこれまた気になるもんで、
ママ友や職場の人と話すのにとっても気疲れする。
そしてその月、私は愛車を2回もぶつける。
いままで無事故無違反
(というかどちらかと言うと運転が苦手で超安全運転を貫いてきた)
だったのでこれはショック。
それ以外にもなんだかおかしな行動をする。
通勤カバンになぜか子供の連絡帳を入れてしまったり、冷蔵庫に食後の食器を入れてしまったり、仕事でもケアレスミスが続いたり
さすがに主人に相談しても
「疲れてるんじゃない?」
の一言。
そんなことが年末〜2月くらいまで続いていました。
当時の私は
『いやいや、疲れてるって言ったって、毎日仕事して家事して育児すれば誰だって疲れますやん。みんなこんなことになるんかい?』
とちょっと気にしていた。
というのはその年の4月〜10月くらいにかけ仕事が物凄く忙しく、さらに資格の試験勉強があり今よりもっと大変で、
『いや、あの頃のがもっと過酷だった。もっともっと疲れてたわ』
とも考えていた。
そして段々、自分は何かの病気なのでは?
もしかして脳がどうにかなっちゃったの??
と思うようになっていた。
『言葉 言い間違え』
で検索し、色々なサイトを読んでたどり着いたのが
『若年性アルツハイマー』
だったからだ。