さよなら柏木兄弟。6月の花嫁(異常なほどまでに長文) | おかあさん。

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乳飲み子と嫌々期の子供がおるので基本放置のブログですが、
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ひとつ屋根の下2【最終回】、録画しました。

記事のタイトルは、最終回のサブタイトルです。



ていうか、第一話から録画しとけばよかった・・・・。

(後悔の嵐・・・)

だって、気付いたらいきなり再放送されてるわけだしさ。

ブツブツ・・・



しっかり見ました。

ええもう、焼き付けるようにしっかりとね。(あ、ここから異常に長いのでご注意ください)




当然のように号泣ですよ。号泣。
鼻が詰まって呼吸困難になっちゃうよっていうくらい。


やっぱ何回見ても、

あたしの目には、あれは間違っても夢オチには見えませんねー。

人それぞれなのかなあ。


それに、

確かに一瞬ではあるけれど、

小雪が死んだように見せかけてる時間がやけに長くて、

紛らわしいシーンとかもいっぱいちりばめてあって、ぶっちゃけもどかしいけど、(ぶっちゃけすぎ)

実は生きてるんだよ~ほらね~っていうシーンもちゃんと存在してましたしね。


まあ、見る側の勝手だからそこらへんはいいとして。


最後の最後、チイ兄ちゃんが誰にも何も言わずに家を出て行こうとした時に、

ふと目に付いた兄弟全員の歯ブラシを見て、切なそうな顔をした瞬間とか、


「えっ!?ち、ちょっと待って、死んでないよね?ね??」


ってなんか不安な気持ちになってしまったけど。(笑)







苦労して提供してもらった妹の髄液。

残念ながら、恵にもらった髄液は、小雪と完全一致しませんでした。


助かる見込みは限りなくゼロに等しい、という絶望的な状況に追い込まれます。

医者としての見解では、例え移植をしてもただ地獄のような苦しみ抜いた結果死んでしまうだけ。

雅也は小雪の死を受け入れ始めてしまうのでした。

チイ兄ちゃんは弱音を吐いたり、飲んだくれて傷害事件起こしたりと、

途中で何度も諦めかけました。

しかしチイ兄ちゃんの小雪への愛情はそれだけ深く、嘘偽りのない真実で。


「淋しいなら、オレも一緒に死んでやる」っていうのはかなり悲観的だけど、

つまり、それくらい愛しているということだと。


「あいつ(小雪)は生まれたときから一人ぼっちで淋しい想いをしてたんだ」

「オレはあいつを一人で逝かせはしない」

「人は忘れっぽいから。時が流れていつか小雪を忘れるのが恐い」

そう言って、小雪が死んだら自分も後を追う、と言った雅也はあんちゃんの怒りの鉄拳を食らいます。

あんちゃんは泣きながら言いました。その声はまるで悲鳴のように哀しく響きます。

「俺達が小雪のことを忘れるわけがないだろう!!」

「小雪を亡くしててお前まで亡くしたら、遺された俺達兄弟はどうなるんだよ!!?」

どうしていいかわからず、涙を流し悲しみに暮れる雅也。

あんちゃんを始めとする、

ゆきおじさん、木内のおじさんの叱咤を受けるうちに、チイ兄ちゃんの心に奇跡を信じる気持ちが湧いてきます。



そして兄弟全員が勇敢に病魔と闘う直前の小雪の元を訪れます。

小雪は、移植の前に兄弟全員に会いたい、と言ったのです。

恐らく、自分が助からないと悟ったのでしょうね。


小雪は苦しい体を起こし、一人ずつと向き合って、

それぞれに起こっている問題に関わる大切な話をします。



最初は文也。

文也が自分の絵を商売に代えてお金儲けをすることを小雪は悲しく思っていました。


文也は好きなこと(絵)に出会えて幸せだね。

動かない足の変わりに、その手は素晴しい絵を描ける。

あなたの足は、私達兄弟を引き合わせてくれた。

そう言って、文也に大切な何かを気付かせます。


そして次は小梅。


もしも好きな人に傷つくことを言われたら、一度は目をつぶってあげなさい。

でももし、あなたが傷つくとわかっていて何度も言う人ならば、別れなさい。

その人はあなたよりも自分を愛する人だから。


そう言います。


そして和也。


子供の頃、和也は運動会でドベになるのが嫌でかけっこを嫌がっていました。

一番になれるようにと、小雪がケンケンのシールを和也の靴に貼って、おまじないをかけたのでした。

すると、和也が一等賞になり、景品だったノートと鉛筆を小雪にプレゼントします。

小雪はそれを大切に今も取っていると言います。

和也は翌日に控えたマラソンで、ダンボール一杯分のノートと鉛筆を取ってきて、

また小雪にあげる、と約束するのでした。


和也は抑えきれず、死ぬなよ、頑張れ、と小雪を力強く励ましました。

涙を流してうなずく小雪。


そして、最後に

チイ兄ちゃんとあんちゃんに、一回ずつ、心からの「ありがとう」を伝えます。




あんちゃんは帰り道、ウィンドウにディスプレイされていたウェディングドレスを見つめます。






翌朝、

あんちゃんは愛しそうにドレス見つめています。

真澄に「誰の?」と聞かれ、

小雪のだと答えると、

続けて「相手は誰ですか?」と聞かれます。


あんちゃんは「小雪が選んだ相手だ」とだけ答えるのでした。







和也のマラソンが始まり、小雪の壮絶な闘いも始まりました。

兄弟や京子・恵の見守る中、小雪は懸命に生きようとします。



恵の髄液を移植したのちの拒絶反応?で、苦しみもがく小雪・・・。

(恵の髄液取るときのシーンめっちゃ痛そうだった・・・。・_・;)

のりピーの苦痛にゆがむ顔を見るたびに何度胸が張り裂けそうになったことか・・・ノ_`。ウウウ。。。



心臓停止。

小雪の顔色は見る見るうちに青ざめて。

チイ兄ちゃんは小雪の名を叫びながら心臓マッサージを繰り返します。



あんちゃんはガラス越しに小雪の名を叫びます。


「小雪、帰って来い!」


「小雪!!!」



そうして、あんちゃんはウェディングドレスを片手に、小雪の闘う無菌室へ駆け込みます。




その場にいたすべての家族の叫びもむなしく、

小雪の心臓は、呼吸は止まってしまいます。










チイ兄ちゃんは、屋上で一人。

ゆきおじさん。

京子と恵。

小梅と文也。



全ての人が絶望の淵へ突き落とされて。













それからいくらかの時間が過ぎて、

皆がそれぞれの一歩を踏み出した後。





チイ兄ちゃんはゆきおじさんに、再び日本を離れると言います。

自分は何も役に立てなかった。

自分は弱い。

だからもっと強くなりたい。

そういった理由からでした。


そして最後にちい兄ちゃんは家族とは、何なのかを語り始めます。


それぞれが強くなって、お互いを支えあうこと。

そして、いつでも帰る家があること。

つまり、それが“ひとつ屋根の下”なのだと。




翌日、チイ兄ちゃんはカバンをもって家を出ます。

そこへ和也が「送るよ」と車で現れ。



空港へ行くつもりの車は、遊園地の前で止まりました。


和也に強引に車から降ろされ、困惑する雅也。


すると観覧車の前にはあんちゃんと文也の姿が。



まったく状況がつかめずにいる雅也に、

あんちゃんは雅也が子供の時から小雪を真っ先に見つけていたことを話し出します。


いつも小雪を見ていたのはお前だった、と。



そして雅也はまわり始めた観覧車の中に、小雪の姿を見つけます。


小梅に手を引かれて、

ゆっくりと階段を下りて来るのはウェディングドレスに身を包んだ美しい小雪の姿でした。



あんちゃんはうれしそうに、

「小雪は長い苦しみの中で、お前の愛に気付いたんだ」そう言って、雅也の肩を叩きます。



驚きと喜びで戸惑いながらも、雅也は小雪の下へ駆け寄ります。



そして、小雪はこれまでのチイ兄ちゃんを見る目ではなく、愛しい人を見つめる目で言うのでした。



「今までずっと見守っていてくれてありがとう。これからは、私がいつもそばで貴方を見ています」



そして雅也は、愛しそうに小雪を抱きしめます。





ずっと見守っていた和也と文也、小梅、あんちゃん、真澄。


みんなの祝福を浴びながら、

雅也はケンケンの笑い方をして見せます。


続いて、小雪も。













私がしっかりと記憶に残っているのは大体この辺までですね。

最後の最後の、藤原紀香がでてくるあたりは・・・ごめんなさい、なんかどうでも・・・。(←失礼)

必要だとは思うんですが、

もう、頭の中は雅也と小雪のことで満タンなんです!




そこで邪推を少々。


ていうか、家はどこに住むの?

新婚だから、やっぱ別に住むのかしら?←決してやらしい意味ではない(笑)。


あと、ある方も仰っていましたが、

タイトルとともに最初に流れるオープニングの画面(サボテンの花かかる奴ね)ありますよね。


あれってやっぱ、その後の柏木家なんじゃないかと思うんですよ。

幸せそうに、全員で花見しながらお弁当食べてるやつ。

雅也の隣に小雪がニコニコ笑っていて。


もしも本当にあれがその後の二人なのだとしたら、私はこの作品に120点満点を差し上げたいです。(?)

そんな点数、きっと必要ないと思いますが。。。泣/笑



欲を言えばもうちっといちゃつきが欲しかったかな~~~(*´σー`)

だって、あんなに待ったのだからさ。(何を?笑)

貪欲な視聴者はご褒美がもっともっと欲しかったのです。



と言うのはまあ冗談で、(大分本気だけど)

今となっては勝手に妄想でもするか。という心境です。


おかげさまで妄想はとどまることを知りません。(危)



朝、仕事に送り出すときに

小雪がついうっかりチイ兄ちゃんって呼んでしまって、雅也が可愛くにらむ・・・みたいなね☆








ぐわあぁぁぁぁ~か、可愛すぎる!

そうなったらもう、こちとら鼻血もんですよ。












余談ですが、実は小雪の寝ている横顔が一瞬だけ映るシーンとかもあったんですよね。


それで、やっぱり確信して、

「うんうん、生きてるんだね、よかったね、小雪・・・」と一人で泣いていた私。





松たかこと和也の別れのシーンはあんなにも必要だったのだろうか?という声も多し。

それには同感です☆野島さんごめんなさい。


でも、確かあの頃

松たかこは人気の絶頂期とか少なくともその寸前で、

高視聴率おさめる為には必要不可欠だったのかもしれません。


あと、小雪の侵された白血病ですが、

あれほど過酷な状況で助かるなんてことは

現実世界ではまずありえないといわれていて、

それではなぜ小雪が助かったかと言うと、

当時高視聴率の等番組が社会に与える影響は絶大で、

病気に対する悲観的なイメージの払拭、そして最後まで希望を捨てずに闘って欲しい、という

メッセージ性を込めて・・・とのことだそうです。




うんうん。


そういうことならば、

小雪が助かったことに対して

「非現実的すぎる」という意見が少ないの(か?)も合点が付きますよね。






それにしても、あんちゃんは本当はどっちだったんでしょうね?

ひょっとしてちょっとは小雪を好きになりかけてたのかな?

まあ、結果オーライだからどっちでもよいけれど。。。(超ご都合主義)







若すぎる、と言う理由で実の母に捨てられ、

柏木家の父に発見された時、雪が降っていたことから名づけられた小雪と言う名前。


温かい家族に囲まれながらも、心のどこかで感じていた自分だけが持っていない「血のつながり」。

本当の居場所を見つけることが出来ず、今までずっと一人ぼっちだった小雪。



やっと見つけたチイ兄ちゃんの腕の中が、彼女のたった一つの居場所になりました。


彼の愛は冷たく積もった雪を一瞬で溶かしてしまうくらい、とても温かいことでしょう。



願わくば、もうこれでもかと言うくらい、

チイ兄ちゃんに骨の髄まで愛されて、幸せになって欲しいです。




チイ兄ちゃん&小雪。

どうか永遠にお幸せに☆