みなさんこんにちは~、(=⌒▽⌒=)


もう学校も終わり!ちゃっちゃと行きます!w












----物心がついたその時から、私はすでに病院にいた。

白一面の代わり映えしない景色
そんな景色の中で過ごす私にとって、唯一の”色”は窓の外の風景だった。

青い空に
艶やかな緑

そんな風景を、私は毎日毎日飽きることなく眺め続けていた。





いつか・・・その世界にいってみたいと願いながら・・・





心臓病持ちの少女と時計屋さんのお話

~第Ⅱ話・・・仮面の騎士と始めてみる世界~


カチャカチャカチャカチャ

静かな雰囲気を持つその空間に、1つの機械音が鳴り響く

カチャカチャカチャカチャ

まるで神の手(みたことはないが)のように起用に動くそれを私は静かに凝視する

カチャカチャカチャカチャ

凝視する・・凝視、・・し続ければ・・

「おい、頼むからそんなに見ないでくれ」

その手の持ち主、ユリウスさんはどこかばつが悪そうにそう言い放った




・・・・・・




「で・・何だ、お前は”心臓が弱くて外に出たことが無い”から、私にこの世界の話をしろと?」

眼鏡をはずし、仕事をひと段落したユリウスさんは私の言ったその言葉に不機嫌そうな顔で答えた

話は冒頭から変わり、別の話題へ

おいしいコーヒーを入れてもらった私はそれを飲みながらその言葉に、はい、と答えた

「ユリウスさんの仕事を見るのも飽きてきたもので、」

「見てても面白いとは私も思わないが・・はっきり言うやつだな」

「そうですか?まぁ、自分に素直に生きたいもので」

「はぁ、まぁいい・・外のことが知りたいなら自分で見て来い
私は忙しいんだ」

「忙しい・・・ね」

その言葉に、私は考える素振りを見せる
たしかにユリウスさんは仕事・・もとい時計の修理ばかりをしている
それはもう毎時間毎時間飽きることなく

だけど今は・・

「そういう割には、さっきからあまり仕事してませんよね?」

言葉の割には、机に乗っている時計の数はすくなかった

「っ、しかたないだろう”あいつ”がまた遅れるんだ」

「あいつ?」

「あぁ、いつものことだがな」

「?」

どうやら、この職場には他にも人がいるのだろうか?
どこかイライラしたようなユリウスさんはそう言ってコーヒーに口をつける

私は誰が来るのだろうかと頭に?マークを浮かべながらドアの方へ目を向けていた

その時だった

バァアンッ

「!!」

勢いよく、開くドア

びっくりして尻餅をついた私の前に入ってきた人物は予想もしない

----明るく爽やかな胡散臭い笑顔を浮かべた人だった

*・*・*・*

(だ・・誰?)

心臓がバクバクと高鳴っている

茶色のマントに変な仮面・・手には大きな袋を掲げていて
そしてそれのどれにも付着している乾ききっていない”赤”

見るからに怪しいその格好をした人は、ユリウスさんをみるなり予想外なほどに爽やかな声をあげて見せた

「ユリウス~いつの間に彼女なんか作ったんだ?」

「な!」

「馬鹿を言うなエース!」

こいつはそんなんじゃない!とその言葉にユリウスさんが反論する

入ってくるなりそうそう何を言うんだ!こいつ!と私も思うものの嫌というほどにその”赤”を見てきた私は声を出すことがなかなかできなかった

「ふ~ん、俺はてっきりユリウスの彼女だと思ったんだけどな
で、君は何なんだ?」

「っ」

急に話を振られて一瞬身がすくむ
そっと胸に手を当てれば心拍数も落ち着いていて、声もいつものように出すことができるようになっていた

(よかった)

「私はただの居候ですよ」

「居候?ユリウスが君を?へぇ~」

「?」

「エース!いい加減にしろ
早く時計をだせ」

しびれを切らしたのか、ユリウスさんはそうエースさんを怒鳴りつける
その言葉に「ごめんごめん」なんて軽口を言ったエースさんは真っ赤に染まった袋をユリウスさんに差し出した

「まったく、いつになったら道を覚えるんだ」

「だから悪かったって誤ってるだろ?それよりもユリウス、何してたんだ?」

不思議そうに、首を傾げてみせるエースさんの視線は私へ
そんなエースさんの様子に気が付いたのかユリウスさんは何か思ったように次の言葉を発した。

「ちょうどよかったエース、そいつに”お前がここに来るまでに会った出来事”を話してやれ」

「は?」

「あはは、何々君、もしかして旅とかに興味があるのか?」

「え?いや」

「そうだな~」

「・・・・」

・・・・・一体、どういうことですか?

ユリウスさんはたしかにここに来るまでに会った出来事を話せとエースさんにいった
まぁ、私に説明をするのが面倒くさくて外から来たエースさんにまかせたという所までは私の小さな脳みそでも理解できるが、問題はエースさんがここに来るまでに会った出来事がどんなものか?ということ


(だ、だってあれどうみても“血”でしょ?)

いくら外の世界の話を聞きたい私でも、さすがに殺人現場の話は聞きたくなかった

「それじゃあこの間の話だけど、俺が森」

「エースさん、大丈夫です!いいですもう!」

「え~何でだ?せっかく」

「いいんです!本当に大丈夫ですから!!」

必死に手を振ってはもういいと抗議する
そんな私の反応にどこか不満そうなエースさんだったが、次の瞬間、何かを思いついたように
また笑顔を浮かべて見せた

(嫌なよかん・・)

「だったら、こうすればいいわけだっ!」

「え!?」

気づいたときにはもう、遅かった

「エース!お前何を」

「よっと!それじゃあ行くぜ!」

「な、待って!きゃあ!」

「おい!待てエース!そいつは」

(う、嘘!)

軽々と、私を持ち上げたエースさんはそのままドアに向かって歩いていく
ユリウスさんが止めるのも聞かず、そのまま進んで行き

そして・・・・

「あ・・」

青い空に艶やかな緑
赤い屋根や他にも様々な色があって・・・

(あぁ、これは)

「話で聞くよりも、実際に見たほうがいいだろ?」

どこか満足そうな顔を浮かべたエースさんに私は小さく答える

「はい」

「エースお前・・って、どうした?」

「きれい・・ですね」

今私の目の前に写る景色、それは私が何年と憧れ続けた世界

”外の世界”だった

「ありがとうございます、ユリウスさん、エースさん」

振り返って、私は後ろの二人に深々と頭を下げる
きっと・・彼らに出会わなければこんな景色は一生見ることが出来なかっただろう

(本当にありがとう・・二人とも)

「さてと、それじゃあユリウス俺は仕事に行くから後は頼むな!」

「な、まてエース!」

「じゃあな~」

「っ、あいつ」

「行っちゃいましたね・・私達も帰りますか?」

「いや・・町にでも下りてみるか?」

「え?」

「い、行っておくがコーヒーが切れていたから買いに行くだけだからな?
お前のためでは」

「わかってますよ、じゃあ行きましょうユリウスさん」

そういって、繋いだユリウスさんの手はとても暖かかった。


END



あれ?何かかなりグダグダな気がする・・
取りあえずエースを出せたからよしとします!うん、そうしようw



おまけ




勢いよく、開くドア

びっくりして尻餅をついた私の前に入ってきた人物は予想もしない

----大きなマントに変な仮面をつけたタキ○ード仮面のような人だった




ごめんなさい
ふとなつかしくなったのでやってみたセーラームーンネタww