11月3日、さわやかな秋空の下鹿児島市では南九州最大の秋祭り「おはら祭り」が開催されました。
今年は第70回の節目のおはら祭でした。
新型コロナウイルス感染症の蔓延防止の観点から昨年度に引き続き祭りの開催規模を縮小し、参加者数を削減して開催されました。
同日、鹿児島起立性調節障害親の会は第42回の親の会を開催しました。
9名の参加者で、初めて参加の方が3名でした。
今回の会もコロナウイルス感染症予防対策を行い開催しました。
参加された方々には入り口で記名と検温をお願いしました。
マスク着用とソーシャルデイスタンスで着席していただき、ドアの入り口を開け換気に注意しました。
お一人づつ自己紹介していただき、子どもさんのこれまでの経緯をお聞きしました。
次に起立性調節障害に関するDVDを視聴。
診断されて間もない方のために今回も起立性調節障害についての知識を深めるために岡山県教育委員会が2019年に作成した起立性調節障害対応ガイドラインを利用しました。
このガイドラインはODの専門医の団体である日本小児心身医学会の監修のもと学校関係者向けに作成されました。
ダウンロードして誰でも利用できるよう公開されています。
https://www.pref.okayama.jp/uploaded/life/100819_5061329_misc.pdf
とても解り易く丁寧に書かれていて学校や家庭での対応についてQ&Aで書かれています。
今回の親の会には高校生の男のお子さんのお母さんの参加が多いでした。
思春期の男の子は気持ちを話さないことが多く対応に悩みます。
我が家のもとODだった二男は孤独と葛藤、やり場のない気持ちから壁に穴を開けたこともありました。
今回の親の会に前回も参加してくださったお父さんが参加してくださいました。
始めの頃は気合いだ根性だと言っていたが今は病気を受け入れることが出来るようになったと話してくださいました。
ネットを見ると起立性調節障害に関する様々な情報が溢れていますがネットの情報をうのみにしないよう注意喚起しました。
ODあるあるで、家もそうと笑い声も出て皆で気持ちを共有して和やかな会でした。
鹿児島市内でHSC(繊細で敏感な子ども)のためのフリースクールを無料で開校されている方も参加してくださいました。
起立性調節障害の子どもには繊細で敏感な感覚を持った子供がいます。
家以外の場所に好きな時に行って興味のあることや勉強ができる居場所があります。
市の教育委員会と連携してタブレット学習で学校の出席として認められます。
HSP/HSC鹿児島やさしいハリネズミの会~敏感な子・不登校支援 (hspkagoshima.com)
フリースクール やさしいハリネズミの楽校
参加してくださった方の感想で「生きているだけで有難い」という言葉に気付かされ考えを変えたいと思いました。
たくさんお話を伺えて心が軽くなりました。
笑顔で穏やかに過ごしたいです。
と書いてくださいました。
参加してくださった皆様ありがとうございました。
次回の親の会開催のお知らせ
次回の親の会は新型コロナウイルス感染症の状況次第での開催ということで開催日が決まっていません。
開催日が決定次第ブログでお知らせいたします。
鹿児島起立性調節障害親の会では起立性調節障害についてご相談、問い合わせを受け付けています。
親の会のメール odkagoshima@gmail.comまで
いつでも受け付けています。
ご遠慮なくご連絡ください。
line、メール、電話など、ご希望の方法で繋がることが出来ます。
親の会は特定の治療法、施術、宗教、スピリチュアル系、政治関係などの勧誘目的の参加はお断りしています。
親の会で聞いたことや個人情報などは外部に話さない約束になっています。
安心してご参加ください。
また、親の会参加は予約制にさせていただいています。
親の会には、起立性調節障害と診断されていなくても参加することができます。
初めて参加の方、県外からの参加、学校関係者、お父さんの参加大歓迎です。
皆様の参加お待ちしています
第42回親の会
岡山県教育委員会作成 起立性調節障害対応ガイドライン