11月14日、第39回鹿児島起立性調節障害親の会を開催しました。
寒くなって来て、新型コロナウイルス感染症の感染者が増えてきました。
状況によっては親の会の中止も考えていましたが当日は温かい秋晴れの天気で、窓を開け入り口のドアも開放して換気対策を行い、参加者の皆さんにはマスクの着用と入り口での検温とアルコール消毒、ソーシャルディスタンスを取っての着席をお願いして親の会を無事開催することができました。
オーストラリアから一時帰国されていたOD当事者だった大学生のOさんをお迎えして、親の会を2月に開催しました。
5年ぶりで鹿児島の親の会に参加してくださったOさんにたくさん力をいただきました。
その後、新型コロナウイルス感染症が世界的流行となり現在に続いています
5月に開催予定していた親の会は中止となりました。
2月から長い間が開き、ODを発症して日の浅い方々が一人で悩まれているのではないかということで、親の会を9カ月ぶりで開催しました。
コロナウイルス感染症の影響もあっていつもより少ないでしたが6名の参加者でした。
今回の会に初めての方が3名参加してくださいました。
中学2年生、中学1年生が二人の起立性調節障害と診断されているお子さんのお母様。
県北の伊佐市、阿久根市がお二人、遠くから来てくださいました。
前にも参加してくださった薩摩川内市のお母様も参加してくださり、北薩の方が4名で、これまでの経過や病院、勉強や進路のこと、そしてODあるある話で和やかな会となりました。
起立性調節障害の放送されたDVDを視聴して、病気と子どもの心の理解を深めました。
DVD担当のYさんの息子さん、R君の作詞、作曲した「不登校の歌」を皆さんで視聴しました。
昭和医大小児科の田中大介先生が鹿児島の親の会で講演してくださった時、先生からアドバイスを頂き、それからR君は得意のパソコンの技術を生かし動画を作成、編集して作品を作りYouTubeに投稿しています。
起立性調節障害で体調が悪い中で好きなことを見つけて取り組んでみることは気持ちを上向きにし、症状の改善にもつながります。
家の元ODっ子だった二男もお家生活中、ドラムやギターに打ち込み、できることを積み上げて自信を付けていきました
ODっ子達には自分の好きなことを見つけて自信に繋げてほしいと思います。
新型コロナウイルス感染症の状況で次回の親の会は未定です。
初参加の方々はライングループに入っていただきましたので、ラインで繋がって相談や情報交換など交流していきましょう
親の会に遠くから参加してくださり、新型コロナウイルス感染症の予防対策にもご協力いただき、今回も有意義な会になりましたことを感謝申し上げます。
高2の当事者R君作詩、作曲の「不登校の歌」を視聴(動画は非公開)
新型コロナウイルス感染症予防対策 検温、アルコール消毒、マスク着用
起立性調節障害のDVDを視聴
起立性調節障害に関する本や資料の展示
ボランティアセンター4階から見える鶴丸城御楼門
西郷隆盛が散った城山を背に左に御楼門と道を隔てて旧県庁跡