大げさなタイトルのブログですが、最近強く思っています。
知り合いや身近な人はもちろん、見ず知らずの誰かさんでも、
誰かが悲しんでいたり、喜んでいたりすると少なからず何か感じるものがあります。
願いはただ一つ。
みんなが笑っていられる世の中にしたい。
言霊があるなら、それを言葉にして沢山言えばいいのかしら?
でも私には音楽があるから、音っていう「波動」に思いを乗せればいいのだと感じてる。
音楽は自分と誰かを一時だけでも幸せにすることができる。
自分の評価のためにやってる人もいるけど、それじゃちょっと寂しいかな。
誰かのハッピーは自分のハッピーだと気づけば、みんなもっとやさしくなれるよね。
この1年、毎月のようにLIVE活動をしながら、沢山の気づきがあった。
変わった人もいたし、変わらない人もいる。
もう会えなくなってしまった人もいるし、戦争もおこった。
界隈では相変わらず各ジャンルでマウントを取り合いながら、承認欲求を満たすための空しい論争が繰り広げられているね。
愛しくもあり憎らしくもあるこの世界の、小さなLIVEハウスで私たちは音楽を発信してる。
ありがたいことに、私たちの音楽で泣いてくれる人がいて、楽しんでくれる人がいて、待ち望んでくれる人がいる。
この時期は亡くした愛猫を思い出しては、すすり泣きしてしまう時期なんだけど、
あの子に出会えたことを感謝できるまでに時間が心を穏やかにしてくれた。
あの子のおかげで自分もいつか死ぬという事を実感できたし、それを怖いとは思わなくなってきた。
LIVEなんていうのは巻き戻しのきかない、音がその一瞬だけが通り過ぎていくだけの、
瞬間と瞬間の奇跡。
その奇跡を生み出すために私たちはギターを弾き、ベースを弾き、歌を歌い、リズムうねらせる。
信じているのは自分たちの力だと思う。
今、ここにいる人達にはみんな笑って元気になってほしい。
それはすぐに消えてしまう一瞬の幻かもしれないけど、一瞬だけでもいいから感じてもらいたい…って。
うまく出来ない事もあるし、想像を超えて良く出来る時もある。
音楽だから上手いとか下手とか、そういった評価も出てくる。
それでも、それでもね、そんな事は遠くの宇宙にほっぽって、どれだけの人を笑顔にできたか、元気にできたか、そうゆう事の方が大切なんだよね。
自分がほしい評価が世間から得られないからと、意固地になってしまうような音楽家にはなりたくない。
練習も、研究も、良いギターを弾きたいから。
そしてそれは聞いてくれた人をハッピーにしたいから、
そうして誰かをハッピーにすることで、自分も幸せになりたいからなんだね。
冬の入り口はやっぱりセンチメンタルな内容…(笑)