『重なる記憶をもつものたち』

 

 

 

重なる記憶を持つ人々は 時の旅人たちは

その波動に 様々な 体験 感情 を みにつけて

それは 個人のものであったり 集合的なものであったり

そうして どうしたら ふたたび ピュアな 状態に 戻れるのかと

模索してきた

 

記憶は 意識しなくても そこにあるもの

 

決して わたしたちは 弱いわけではない

決して わたしたちは 哀しみにくれる かわいそうな者たちだというわけではない

 

強さを 信じていた

光を 信じていた

つながる喜びを 知っていたから

 

それぞれが それぞれの道を通り

ひとつ ひとつ 進んでいる

 

旅の途中で わたしたちは 見つける

「仲間だ」と認識できるものを

 

旅の途中で 再び気づく

それぞれが それぞれの道を通り

ひとつ ひとつ 進んでいるのだと

 

どこに繋がり 何に 共鳴するのか

 

それは ひとり ひとり 違うもの

 

わたしたちは 時の旅人

重なる記憶を持っている 

 

そして 今 わたしたちは ここにいる